歯の生え変わり方〜Hカ〜第8弾

こんにちは。仙台市若林区おろしまち歯科医院 臼井です。

臼井家の長女、この春5年生になるHカの生え変わり方シリーズ第8弾。

これまでの様子は以下のリンクを順番にご覧頂くと、生え変わりの様子が分かります。

→「新・歯の生え変わり①(エナメル質形成不全症編)」

→「新・歯の生え変わり②(上顎前歯編)」

→「新・歯の生え変わり③(永久歯の歯並び編)」

→「実際の5〜6歳の生え変わり方って❓」

→「続・実際の5〜6歳の生え変わり方って❓」

→「歯の生え変わり方〜Hカ9歳の場合〜1年半ぶり」

→「歯の生え変わり方〜Hカ〜左下D→4」

<右下E→5>

前回から5ヶ月が経過した昨年末。

少し動いていたものの、抜けずに残っていた右下E(前から5本目の乳歯)が、割れてしまい食べる時にものを噛むと痛みがあるとのこと。

それでも自力で抜けるのを待ちたいというHカの希望もあり、様子を見ていたらその日のうちに「取れた!」と自分の舌で揺らして抜いていました😅

歯の生え変わりも、5年生頃になるとほとんどの乳歯が抜け落ちる時期を迎えます。

Hカの生え変わりはこれまで順調に進んできており、残る乳歯も残りわずかとなりました。

<右上D→4>

3ヶ月ほど過ぎた先日、今度は右上のD(前から4本目)がほとんど抜けかけている状態になっていることを教えてくれると、こちらも舌と頬をうまく使って翌朝には抜けた乳歯を見せてくれました。

もう生え変わりのベテランとなったHカは、そろそろ抜けそうだという頃に臼井に報告してくれた上で、その後躊躇することなく自分で抜ける様になっています。

生え変わりも最終段階を迎え、少し捻れてしまっている上下の前歯が気になるところですが、食事や発音などに大きな問題はなく、見た目に本人が気になるようであれば、矯正を検討しようか相談することになります。

今の時点では、あまり気にしていない様ですが、年齢を重ねて気になるようになってきたら自分から希望してくるかもしれません。

多少歯並びが気になる程度であれば、乳歯が全て抜けてから矯正して永久歯をキレイに並べることが出来ますが、

上下の顎の大きさに差があったり、奥歯で噛んだときに前歯が噛み合っていなかったり、口を閉じた時に上下の唇が離れてしまっていたりする様であれば、早い時期での矯正治療を検討する必要がある可能性もあります。

乳歯列の段階からおろしまち歯科医院に通い続けてくれている子ども達の中には、むし歯の予防をしながら、生え変わりの経過を写真を撮りながら見守り、必要に応じて適切なタイミングで小児歯科や矯正歯科の専門医へ紹介したり、相談したりすることがあります。

うちの子の生え変わり方や、歯並び、噛み合わせはどうなんだろう?

と心配な方は、是非かかりつけの歯科医院を作っていただき、定期的にむし歯の予防がてら生え変わりの様子も長期的に見てもらうようにしてみてくださいね☝️