続・実際の5~6歳の生え変わり方って❓

こんにちは。仙台市若林区おろしまち歯科医院 臼井です。

 

今年の春、小学校に入学し間もなく6月で7歳になる臼井家の長女<Hカ>。

先月の長男<Kゴウ>に続いて、<Hカ>の生え変わりのその後をお伝えします。

<Hカ>のこれまでの生え変わりの様子については、

昨年末にまとめた

→「実際の5〜6歳の生え変わり方って❓」

をご覧ください。

 

昨年末に左上の2本目(左上B)が抜けたところまでお伝えしていました。

少し前になりますが、2月になると今度は右上の2本目(右上B)がぐらぐらしていることを教えてくれました。

すると翌日の午後、何ともあっさりと抜けました。

奥に見える左上の側切歯はすでに大部分が生えてきているので、同じ側切歯でも生え変わりが完全に同じタイミングになるわけでは無いことが分かります。

この時期では、上の前歯がかなり大きいように感じられますが、これは永久歯の大きさに対して顎や口の大きさがまだ小さく、相対的にそう見えるためです。

 

「うちの子は前歯が大きすぎるんじゃないかな?」

 

と心配される保護者の方も時折いらっしゃいますが心配ありません。

今後、身体が成長して顎や口の大きさが大きくなってくれば、見え方も変わってくると思います。

以前に

歯並びはどうやって決まるの❓①(永久歯のできる時期)

の中でもお話ししましたが、永久歯の頭の大きさは、生えてきた時点ですでに大人と同じです。

対して、顎の骨、頭の大きさ、顔の大きさはまだまだこれから大きくなっていきます。

その差が最も大きくアンバランスに見えるのが、前歯の生え変わるこの頃なんですね。

頭の大きさは、身長や手足など他の部位よりも早い段階で成長のピークを迎えます。

小学校を卒業する頃には、28本の永久歯の内、上下左右の第二大臼歯(親知らずを除く最も奥の歯)以外の24本がほぼ生えそろうため、歯並びも定まってきます。

おろしまち歯科医院で定期的にお口のチェックに来てくれていて、キッズクラブに入って頂いている子供たちには、お口やお顔の写真を撮ってプレゼントしています📷

乳歯が生え始めた1歳頃から、永久歯が生えそろう小学校高学年までのお口の写真を、日付順に並べて見比べると、歯並びやお顔の変化など、日頃ご家庭で撮っている写真では、気づかなかった思わぬお子さんの成長を知ることができると思いますよ☝️

キッズクラブについて詳しく知りたい方は、→こちら をご覧くださいね。

ちなみに、「自分のお口も撮って〜」とのことで、2月で4歳になったヒマワリ組の<Sカ>のお口の現在はこんな感じです。(ピントが合ってませんが😅)