実際の5~6歳の生え変わり方って❓

こんにちは。仙台市若林区おろしまち歯科医院 臼井です。

2020年はこれが最後のブログとなります。

誠にかってながら、12月29日(火)~1月3日(日)を休診とさせて頂きます。

今年も一年大変お世話になりました。

思わぬ新型コロナウイルスの世界的な流行により、皆様も不安を抱えながら来院されていたものと思います。

まだまだ感染の拡大が心配されますが、来年も継続してより一層の院内感染予防対策を講じながら、口腔内環境の改善を通じて、皆様の健康状態の改善、維持のお手伝いをさせて頂くことで皆様がコロナに負けないための一助になれるようスタッフ一同全力を尽くしますので、お口の事でお困りの際にはお気軽にご相談ください❗️

<お休み中に痛みなどが生じた際には→こちらをご参照ください>

さて、今回は今年の初めに生え変わりが始まり、つい先日立て続けに2本の乳歯が抜けた6歳年長組の娘<Hか>の生え変わりの一年間の様子を記録も兼ねて写真でまとめてみることで、

「ウチの子の乳歯の抜け方や永久歯の生え方は大丈夫なのかな?」

「他の子はどんな風に生え変わっているのかな?」

と心配されている保護者の皆さんのご参考になればと思います。

以前にも本ブログで生え変わりの経過と心配な点についてお話をさせて頂いておりますので、興味のある方はそちらもご覧になってみてください。

「新・歯の生え変わり①(エナメル質形成不全症編)」

「新・歯の生え変わり②(上顎前歯編)」

なお、以下の内容において、乳歯が抜けた直後の写真では若干の出血がみられますので、苦手な方は閲覧をご遠慮ください。

~2020年<Hか>歯の生え変わり~

● A⏋→1⏋、⎾6

<4月10日>左下前歯がグラグラ、内側から永久歯が。

左下の6歳臼歯も生えてきています

<4月16日>1本目の乳歯が抜けました

<4月17日>抜けた翌日

6月で6歳になりました

●A⏌→1⏌、⎿A→⎿1

<6月13日>今度は右上の前歯がグラグラ。

<6月15日>2本目の乳歯が抜けました。左下の前歯はまだ抜けていません。

<6月25日>3本目は左上の前歯でした。永久歯(1⏌⎿1)が見えています。

●⎾A→⎾1、6⏋

<7月24日>左下の前歯がグラグラに。こちらも内側に永久歯が生えてきています。

この頃には右下の6歳臼歯もだいぶ生えてきました。

<8月9日>ご飯が食べ辛いから抜いてほしいとの本人希望により、デンタルフロスをクルッと巻いてキュッと抜いてみました。

●6⏌、⎿6

<7月24日>そういえば上の6歳臼歯も立派に生えてきていました。

<8月20日>2ヵ月経つと上下とも永久歯が半分くらい見えてきて、内側に生えてきていた下の前歯も前方に移動してきました。

●⎿B→⎿2

<12月27日>久しぶりに左上の前歯2本目がグラグラに。

<12月28日>舌でいじっていたら抜けたそうです。

 

現在他の乳歯は多少動いていても、まだまだグラグラとまではいかないので、今年の生え変わりはこれが最後になりそうです。

なお、それぞれの抜ける前と抜けた後の写真は、2~3週間ほど前から揺れるようになり、だいぶグラグラしてご飯を食べる時に少し食べ辛かったり、噛んでしまうと痛みを訴えながらも様子をみて、いよいよ抜けそうな状態から写真を撮っており、グラグラしてすぐに抜けたわけではありませんので誤解されませんようご注意ください。

 

ご覧いただいたように、生え変わる順番も、先に下の前歯が2本とも抜ける前に上の前歯の生え変わりが進んだり、下の乳歯が抜ける前に内側に永久歯が生えてきたり、その進み方は本当に一人一人異なります。

<Hか>は年齢的に、ほぼ平均的な生え変わりのスタートだったと思いますが、生え変わりのスタートも身体の成長に伴うことが多く、お子さんによって大きく差があります。

心配や不安な時には、迷わず歯科医院にご相談することをおススメいたしますが、同じ年齢の周りのお子さんと比べて生え変わりの順番やスピードに差があったとしても、大きな心配はないことがほとんどです。

2021年も<Hか>の生え変わりがどのように進んでいくのか追ってレポートいたしますので、たまに覗いてみてくださいね。

 

それでは、皆様、毎日のブラッシング、フロスや歯間ブラシを用いたプラークコントロールを徹底して、お口の中の状態を健康に保ちながら良いお年をお迎えください。

2020年12月 おろしまち歯科医院 臼井 真言