歯の生え変わり方〜Hカ〜左下D→4

こんにちは。仙台市若林区おろしまち歯科医院 臼井です。

小学4年生になった10歳のHカは臼井家4兄妹の2番目で長女です。

前回まで臼井家3兄妹の真ん中だったHカですが、この度、臼井家に3女となる4人目Mカが誕生したことで、生まれたばかりの妹の泣き声が聞こえると、真っ先に抱っこしてあやしてくれるお姉さんへと成長してくれました。

ただ、何故か3歳下のSカとは毎日のようにケンカを繰り返しておりますが、、、。

ということで、歯の生え変わりシリーズも、Kゴウ、Hカ、Sカに続いて、もうしばらくして乳歯が生え始めたらMカ編をお届けできることになりそうです。

そんなますます賑やかになった臼井家で、Hカが先日夏休み入った頃から左下の乳歯がグラグラしてきたと教えてくれたので、見てみると左下D(左側下顎第一乳臼歯)がもう少しで抜けそうな状態になっていました。

右下Dが抜けてから4ヶ月経ってようやく反対側が抜けるタイミングを迎えたことになります。

4年前から始まったHカの歯の生え変わりの様子は、以下の過去ログを順番に覗いて見てください。

→「新・歯の生え変わり①(エナメル質形成不全症編)」

→「新・歯の生え変わり②(上顎前歯編)」

→「新・歯の生え変わり③(永久歯の歯並び編)」

→「実際の5〜6歳の生え変わり方って❓」

→「続・実際の5〜6歳の生え変わり方って❓」

→「歯の生え変わり方〜Hカ9歳の場合〜1年半ぶり」

以前妹Sカの乳歯を抜いた時のようにフロスをクルッと巻いて抜いてみようかとも思いましたが、

→「歯の変わり方〜ケースSカ〜⑩4本目フロスをくるり」

だいぶ動いてはいるものの、乳歯の一部が歯肉としっかりくっついているため、無理に抜くのは痛い可能性が高かったので、もう少し様子を見てみることで怖がりなHカも納得しました。

右側ではしっかり噛めないため、食事を思う存分楽しむことができていない様だったので、

「Hカが抜きたいと思ったらお薬(麻酔)をして痛くなく取るから言ってね。」

と伝えつつ、本人の気持ちと、どうしようか悩む経験を尊重して様子を見てみました。

それから3日後、買い物を終えたスーパーで屋上駐車場に向かう途中という不思議なタイミングで、

「あ、抜けた」

とあっさりした感想のHカ。

キレイに乳歯が抜けて、続いて生えてくる左下4(第一小臼歯)の頭が見えていました。

次の写真は、乳歯が抜けた直後で少し出血しているため、血をみるのが苦手な方は閲覧をお控えください。

以前、レントゲン写真で左下2(側切歯)の先天性欠如が確認されたHカですが、左右で多少の時間差はありながらも順調に生え変わりが進んでいます。

歯並びも下の前歯に少し段差はあるものの、歯列弓(U字の歯並び)を大きく外れる歯はなく、このまま経過を見ていく予定です。

いよいよHカの歯の生え変わりも後半戦に突入してきました。

また次の乳歯が抜けた時にはお伝えします。