みなさんこんにちは😀
仙台市若林区おろしまちにある、
おろしまち歯科医院
歯科衛生士の田中です🙂
みなさんいかがお過ごしですか?
自転車🚴♀️通勤のわたしは雨の日☔️でも
自転車で通えるよう
近くのホームセンターに行って
雨合羽を購入しました🤣
今回のテーマは
『保険内でできる詰め物、被せもの』
についてです!
保険が適用されるものと
保険適用外の自費のものがありますが
今回は保険内でできる
詰め物、被せ物について
お話ししたいと思います。
保険内でできる詰め物の種類
①コンポジットレジン修復(白いプラスチックの材料)
②インレー修復(銀色)
①詰め物: コンポジットレジン修復(CR充填)
コンポジットレジンとは、
合成樹脂であるレジンと無機質フィラーを
組み合わせた複合材料です。
簡単に言うとプラスチックの材料です!
このコンポジットレジンは光重合型と言って
光で固まる材料でできています。
○メリット○
・審美的である(歯🦷の色に近い材料なので
見た目が良い✨)
・歯質接着性がある
・多数歯修復が可能である
・コンポジットレジン修復後の色の変化が少ない
・補修修復がが可能である
・修復操作が容易である
・歯を削る量が少ない
・来院回数が少ない(インレー、クラウンに比べて)
・プラスチックの材料でできているので
金属アレルギーの方でも安心して治療ができる
○デメリット○
・被せ物(インレー修復やFMC修復)に比べて機械的強度が劣る
・遮光が必要である
・経年的に磨耗を生じる(年数が経つとすり減る)
・経年的に色が変色する
②メタルインレー修復
メタルインレーとは、
12%パラジウム合金という
材料で作られています。
主に奥歯の力がかかりやすい場所に用いられます。
○メリット○
・金属なので強度が強く、
強い力のかかる部位にでも使用できます。
・保険適用の場合は安価。
○デメリット○
・金属なので見た目が良くない。
・時間が経つと金属が錆びて溶け出し、
歯や歯ぐきの変色、金属アレルギーなどを
引き起こす可能性が高い。
保険内でできる被せ物の種類
❶FMC(フルメタルクラウン) 銀歯
❷CAD/CAM冠(白い被せもの)
❶FMC(フルメタルクラウン)もメタルインレーと
一緒で12%パラジウム合金という
材料でできている。
○メリット○
・プラスチックに比べて頑丈
○デメリット○
・見た目が悪い
❷CAD/CAM冠(白い被せ物)
このCAD/CAM冠は、ハイブリッドレジンを採用した
冠(クラウン)で、
上下左右の4番目、5番目の歯(小臼歯)、
6番目の歯(大臼歯)に適用。
※ただし、6番目の歯(大臼歯)は、
上下のすべての7番目の歯が残っていることが条件。
○メリット○
・色が歯🦷に似ているので見た目が良い✨
・金属を使用しないので、
金属の溶け出しによる歯や歯ぐきの変色、
金属アレルギーがない。
・保険適応なので安価。
○デメリット○
・時間が経つと変色する。(見た目が悪くなってくる)
・強度が強くないので、
奥歯など強い力のかかる部位には
向かない場合がある。
・すり減りやすい。
・汚れ(プラーク)が付きやすい。
気になることがあればご気軽にご相談ください👍