子どもの口の中を見れば年齢が分かるの❓

こんにちは。仙台市若林区おろしまち歯科医院 臼井です。

前回のブログでは「なんでヒトの歯は一回しか生え変わらないの❓」というお話をしました。

今回は、「生え変わり」からこんなお話。

子どもの口の中を見れば年齢が分かるの❓

もちろん、歯を見ただけで「8歳3か月!」とピッタリ当てることはできません😅

でも、乳歯と永久歯の生え方を見ると、おおよその成長段階を知ることはできます。

歯科では、歯の生え変わりの状態を表すものとして「Hellman(ヘルマン)の歯齢」という指標があります。

これは実際の年齢を表す「暦齢」とは別に、乳歯だけの時期、前歯や6歳臼歯が生えてくる時期、乳歯と永久歯が混ざっている時期、永久歯がそろってくる時期……というように、〈歯の生え方から成長段階を見る物差し〉のようなものです。

例えば小学校低学年くらいになると、前歯が永久歯に生え変わり、奥には6歳臼歯が生えてきます。

その後、犬歯や乳臼歯の部分も少しずつ永久歯に交換されていきます。

こうした生え変わりにはある程度の順番があるため、口の中を見ると「だいたいこのくらいの年齢かな?」と想像することができます。

ただし、ここで大切なのが〈歯の生え変わりには個人差がある〉ということ☝️

同じ年齢の子どもでも、永久歯がどんどん生えている子もいれば、まだ乳歯がたくさん残っている子もいます。

そのため、周りのお友達より生え変わりが少し早い、あるいは1年くらい遅いからといって、それだけですぐに異常というわけではありません。

「同じクラスの子はもう前歯が全部永久歯なのに……」

と心配になることもあるかもしれませんが、身長の伸び方に差があるように、歯の成長にもそれぞれ違いがあります。

では、どんな場合に注意すればよいのでしょう❓

実はここが、ご家庭で見ているだけでは判断しにくいところです。

歯科医院では、むし歯のチェックと一緒に、乳歯が適切に生え変わっているか、左右の歯が同じように出てきているか、永久歯が生えてくるスペースがありそうか、といったところも確認しています。

さらに必要に応じてレントゲン写真を撮って確認することで、まだ歯ぐきの中に隠れている永久歯の位置や向き、どのくらい成長しているかまで把握することができます。

見た目では「なかなか生えてこないな」と思っていても、多くの場合、歯ぐきの中では永久歯が少しずつ成長し、生えてくる準備をしています。

一方で、生えてくる位置や方向、永久歯がもともと作られていない先天性欠如や過剰歯の有無など、問題があれば早めに気付くこともできます。

歯の生え変わりは、子どもの成長が目に見えて分かる面白い変化のひとつです🦷

少しくらい早くても遅くても、まずは慌てずに。

定期的なむし歯のチェックと一緒に、生え変わりの様子も歯科医院で確認しておけば、「このまま様子を見て大丈夫なのか」「少し注意して見た方がよいのか」も判断できます。

うちの子の歯の生え方、生え変わり方は大丈夫かな?と思ったら、いえ、思わなくても乳歯が生えてきた頃から、歯科医院でむし歯の予防とお口の成長記録をしていくことがオススメです☝️