みなさんこんにちは!
仙台市若林区おろしまち歯科医院の柴田です。
お盆が過ぎて少し暑さも和らいできましたね🌱
あっという間にそろそろ秋ですね~
今回のブログのテーマはお口の健康体操についてです。
お口の周りにはたくさんの筋肉があり、日常生活の会話や食事などをサポートしています😊
しかし、年齢を重ねていくと身体と同じくお口の周りの筋肉の機能も低下してきます。
そうしてくると例えば
・前に比べて堅いものが食べにくくなる
・お茶や汁物等でむせやすくなる
・口の渇きが気になる、渇きやすくなる
などの症状が日常の生活で現れやすくなります。
そこで日常的にお口の周りの筋肉を積極的に動かしておくことが大切です。
お口の周りの筋肉を積極的に動かすことによって、唾液の分泌が促進され食べ物を噛んだり、飲み込んだりすることをスムーズに行うことを助けてくれます。
また、発音などの機能の衰えを防止したり、脳への適度な刺激が顔の表情を豊かにしてくれます。
ここでいくつかお口の健康体操を紹介します🤗
①あいうべ体操
あいうべ体操は、嚥下体操のひとつで舌を正しい位置にして口呼吸を鼻呼吸に促進させるための体操です。
鼻呼吸の仕方もで筋力が鍛えられるので、誤嚥の予防につながったり、お口が乾燥することを防ぐので歯周病、むし歯の予防にもつながります。
また、鼻呼吸を促すことで細菌やウイルスが直接喉や気道に入るのを防ぎ風邪予防にもなります。
口呼吸をしてしまう方、小さいお子さんにも効果的です。
やり方はとっても簡単です!
口を大きく使って『あ~い~う~べ~』と動かします。
この時開け方やお口のすぼませ方などの動きはできるだけ、大きくやることを意識しましょう!
この時声は出てなくても大丈夫です🙆♀️
あいうべ体操は一日30回くらいを目安にをしましょう。
②唾液腺マッサージ
加齢により唾液分泌が低下したり、飲んでいるお薬などの影響により口の中が乾きやすくなります。マッサージをして、唾液の分泌を促しましょう!
・耳下腺への刺激
人差し指から小指までの4本の指を頬に当て、上の奥歯のあたりを後ろから前へ向かって10回を目安にくるくる回してマッサージします。
・顎下腺への刺激
親指を顎の骨の内側のやわらかい部分に当て、耳の下から顎の下まで五ヶ所ぐらいを各5回を目安に順番に押します。
・耳下腺への刺激
両耳を親指をそろえ、あごの真下から手を突き上げるようにゆっくりぐーっと10回を目安に押します。
どちらもとても簡単な体操なので夜寝る前のすこしの時間にでも行うことができます🤗
習慣的にお口の健康体操を取り入れましょう!