ムシ歯とは、
ムシ歯菌が歯に穴を開けてしまう事。
と言うと、
こんな感じのムシ歯菌が
口の中に残っている食べカスや、甘いものを狙って、ガリガリと歯を削って穴を開けていくイメージが浮かんできますね💭
今も昔も、子ども達にムシ歯は怖いものだよ😱ということを分かりやすく教えたあげるにはもってこいなイメージです。
歯の外側を覆うエナメル質が非常に硬い物質である事は、→こちら を読んでいただいて、
では、それほど硬いエナメル質がなぜムシ歯になってしまうのか❓
ムシ歯菌はそんな硬い歯を削る事が出来る特殊なヤリを持っているの❓
ムシ歯って結局何なの❓
改めて
ムシ歯とは、
「ムシ歯の原因菌が、糖を分解して出す酸によって歯が溶かされてしまう病気です」👨⚕️
というのも、かなり大まかな説明なのですが、出来るだけ分かりやすく、実際のムシ歯を説明するとこういう事になると思います。
この説明は、ムシ歯を作らない為に知っておきたいキーワードで出来ているんです☝️
ムシ歯は、実はそう簡単に出来てしまう訳ではありません☝️
いくつかの要素が重なった時にだけ歯が溶けて穴が開いてしまうのです☝️
一つ目のキーワードは、「ムシ歯の原因菌」☝️
ポイントは、量と元気さ💪
生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中には、ムシ歯菌はいないんです👶
(モデル…サヤカ0歳6ヵ月)
じゃあ、いつ、どこから、どうやって口の中にムシ歯菌があらわれるの❓
細菌が原因なら、抗菌薬で治せるんじゃないの❓
実は、ムシ歯菌が一匹もいないお口は現実にはありません…。
二つ目のキーワードは、「糖」🤘
ポイントは、頻度とお口の中に残っている時間⏰
「甘いものばっかり食べてるとムシ歯になるよ!」
「ムシ歯になるから砂糖を含むものは、子どもにはあげません!」
ムシ歯から歯を守る為には、甘いものを食べてはいけないの❓
砂糖が入ったものを食べたらすぐに歯を磨かないとムシ歯になるの❓
甘ければ甘いほど、砂糖がたっぷり入っているものほど、ムシ歯になりやすい気がしますが、
実はそうでは無いんです。
一度にどれだけの量の砂糖を食べたかと、ムシ歯のなりやすさは、関係がないのです❗️
と、ちょっとビックリして頂きたい発言をしましたが、
現実的には、甘いものをたくさん食べたら、当然お口の中に残りやすいので、やっぱりムシ歯にはなりやすいと思います😅
正しくは、どれだけ甘いものを一度にたくさん食べても、食べる量を少しにしても、ムシ歯のできやすさに違いは無いですよ。
という事ですね☝️
じゃあ、どうしたらいいの❓
(モデル…ハルカ3歳2ヵ月)
三つ目のキーワードは、「酸」☝️✌️
ポイントは、こちらも時間⏰
どんなに武器で攻撃しても全く効かなかった敵が、それほど強力ではない魔法で簡単に倒せたり…
ロールプレイングゲームで、そんな経験ありますよね?(限定的ですが😓)
歯は、噛む面からギューツと押されたり、硬いものでコツコツ叩くような物理的な力には、身体の中でも一番の強さを発揮しますが、
酸でジワーッと溶かされるような化学的な攻撃には負けてしまいます。
じゃあ、炭酸飲料を飲んだらみんなムシ歯になるの❓
ムシ歯菌が出す酸なら、うがいすれば流れてなくなるんじゃないの❓
歯医者に行かなくちゃ!と多くの方が思うきっかけになる事が多いのがムシ歯。
なんとなくは聞いた事があるけど、あまり詳しくは知らないかも。
という方を1人でも減らす事ができますように🙏
9月からリニューアルした、おろしまち歯科医院のブログ です。
臼井が担当する<歯の豆知識>(隔週更新)で、
まずは、
ムシ歯って結局何❓どうしてなるの❓どうしたらいいの❓
という疑問に対して、数回にわたってお話します☝️