お口の老化、あなたは大丈夫?😥

みなさんこんにちは!

おろしまち歯科医院、歯科衛生士の育村です🍎

この度、法人内での異動があり、9月からお世話になっています🦷🌱

みなさんのお口の健康をサポートできるように頑張りますので、よろしくお願いします🐇🌒

今回は、「オーラルフレイル」についてお話しします👀✨

「オーラルフレイル」とは、歳を重ね、虫歯や歯周病が原因で歯を失ってしまうと、ものが噛めなくなります。すると、固いものが食べられなくなり、自ずと柔らかいものばかり食べるようになります。すると、食べる機能が衰え、また噛めなくなる…という負の連鎖が起きます。また、舌の筋力も大切です。この筋力が衰えると、うまく話せなくなったり、ご飯がうまくまとめて飲み込めなくなったり、お口の中が不潔になりやすくもなります。それらの、お口の筋力や機能の衰えのことを総称して、「オーラルフレイル」と言います🏃‍♂️

オーラルフレイルの症状、たとえば…

①食べ物を食べる時に、むせたりこぼしたりしやすい

②柔らかいものばかり食べる

③うまく食べ物を飲み込めない

④食事の所要時間が長い

⑤滑舌が悪くなった

⑥筋力の低下により固いものが食べられない

このような症状があったら、もしかしたらあなたもオーラルフレイルの予備軍かもしれません😓

では、オーラルフレイルにならないようにするには、どんな方法が有効なのでしょうか?お家でできる対処法についてお話ししていきます❗️

♦︎舌のトレーニング

・舌で頬の内側を、左右交互に押す

 

 

♦︎口輪筋(口の周りの筋肉)のトレーニング

・舌で唇の周りをぐるっとなぞる(右回り、左回りを数回ずつ)

 

また、歯科医院でも口腔機能のレベルを調べる検査があります👅

平成30年から、「口腔機能低下症」という病名が導入されました。

当院でも、50歳以上の方を対象に、以下のようなさまざまな検査を実施しています。

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♢口腔衛生状態不良…味覚異常、清潔度の測定

舌の上の汚れ(舌苔)の付着度をスコア化して計算し、お口の清潔度を見て測ります。

♢咬合力検査…噛むための歯や顎の力の測定

専用のスポンジ付きのセンサーを使用し、噛む力のレベルを測ります。

また、残っている歯の本数20本未満(19本以下)の場合も、高リスクと判断します。

♢舌圧検査…発音や食べ物を塊にし、飲み込むための舌の力の測定

お口に入れた、専用の小さく膨らんだバルーンを舌で潰すようにして、舌の力のレベルを測ります。

♢嚥下機能低下…誤嚥などの原因になりうる嚥下機能の測定

専用の問診のツール(シート)を利用し、機能が正常であるかを診査します。

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普段気にしていなかったところで、お口の機能の低下が進んでいるかもしれません。自覚しにくい点もありますので、言われて知ったという方も少なくありません。

いつまでもお口の機能を低下させず、またみなさんがいつまでも自分の歯で健康的に食事ができるように、最善のサポートを提供するために必要な検査なので、ぜひご協力ください❗️また、ご自身の口腔機能への理解を深め、お口の健康の大切さを感じていただけたら嬉しいです🤗