根管治療について

皆さんこんにちは!
仙台市若林区おろしまち歯科医院、歯科助手の横山です🎵
9月のはじめはまだ暑いと感じて半袖で過ごしておりましたが、中旬になると突然冷え込んでまいりましたね💦
そろそろ衣替えの季節かな?と思う間もない季節の変化に対応しきれず、私は急いでクローゼットから長袖を数枚引きずり出してくることになりました…😂衣替えはまたゆっくりと冬の装いも考えながら取り組みたいものです🤔💭

 

さて今回は、歯科医院に通われる方は耳にしたことがあるかもしれません、「歯の根っこの治療」についてご説明いたします!
この歯の根っこの神経部分の治療を「根管治療(こんかんちりょう)」と呼びます。
この治療について、大きくは神経のある場合と神経のない場合に分けられます。
どちらも根の中の感染した部分を取り除き、きれいな状態になってから、根の中を薬でつめる処置を行います。その後、歯となる素材を被せるようになります。
どのような素材を被せるにしても、基礎となる根管治療が確かに終えられていないと、後々問題が起こってしまいます。
また、根の中は先が分かれていたり、汚れによる膿により溶けてしまっている場合があります。人によって根の中の形は様々でもあり、それらの状態を見極めて行われていく根管治療は、非常に繊細で難しい治療となります。
治療の直後は歯が浮いたり、強く咬むと痛みが出ることが時々ありますが、ほとんどの場合は3日~1週間程で自然に治ってきます。

【神経のある場合】
虫歯を放っておくと、虫歯は深く進んで神経に達し、歯がしみたり痛んだりしてしまいます。この状態を「歯髄炎(しずいえん)といいます。歯髄が細菌に感染してしまった状態です。
この場合、感染した神経やその周りの感染源をきれいに取り、根管内を内部から拡大して清掃し、きれいな状態になってから根管内を薬で封鎖していきます。
神経を取ると歯は死んだ歯となり、割れやすくなってしまいます。できるだけ虫歯が神経に到達する前に治療しましょう!😉👍

【神経のない場合】
神経が死んで根の中の治療をしていない、また不完全な場合は根管内に細菌が感染して根の先に膿を持ったりひびいたりします。この場合、感染した根管内の腐敗物などを取り除き、きれいな状態になってから根管内を薬で封鎖していきます。

 

根管治療の根管内をきれいな状態にする工程は、最終的に安全な状態で歯の被せ物をするためにも確かに行う必要のある工程です。そのため、人によって実施回数は異なってまいります。
健康的な口腔内とするために、根気強く通院していただきたく存じます…!🦷💉