こんにちは、歯科助手の色川です。
異動でおろしまち歯科医院に配属されました。
最善をつくすのでこれからよろしくお願いします。
さて、今回はドライマウスを予防するための、唾液の分泌を促進させる方法についてお話したいと思います。
ドライマウスを予防するには唾液の分泌を促進する方法が1番です。簡単なので毎日気軽に実践してみましょう。
【唾液腺マッサージ】
大きな唾液腺がある場所を指でマッサージして唾液をだします。
①耳下腺(じかせん)
耳たぶの下で、頬骨のでっぱりのすぐ内側。
人差し指から小指までの4本指を頬に当て、上の奥歯あたりを回してマッサージ。(10回)
②顎下腺(がっかせん)
下顎の左右の骨のそれぞれの中央のすぐ内側、顎骨のでっぱりから3cmほど内側。
親指を使って回します。(5回)
③舌下腺(ぜっかせん)
舌の付け根の真下で1カ所、両手の親指を揃え顎の真下から舌をつきあげるようにゆっくりぐっと押す(10回)
マッサージの仕方に決まりはありませんが食前がおすすめです。ここに示した動作や回数は目安ですから、テレビをみながらや好きな音楽に合わせてリラックスしてやってみてください。
痛くない程度の力で3分ほど行って唾液がでてきたことを実感できればOKです。
【口の周りの筋肉トレーニング】
〘「イー、ウー」の口の動き〙
「イー」は前歯が見えるように。
「ウー」は口先に力を入れて口を突き出す形でやってください。
〘舌鳴らし〙
舌先を前歯の付け根に3秒ほど押し当ててから舌を鳴らしてください。舌を動かすことが大切ですので、うまく舌打ちができないという方はとにかく舌を動かしてみて唾液をだしてみてください。
【昆布で唾液の分泌促進】
だし昆布を口に含むだけ。
家庭にあるだし昆布を1~2cmくらいの大きさに切って口の中に入れておいてください。口の中で転がせば効率よく唾液がでてきます。
・口はだし昆布を異物として認識し、きれいな唾液を分泌します。
・口にものを入れるので、自然に鼻呼吸にもなり口呼吸の予防にもなります。
・ガムでも同じような効果が期待できます。のどに詰まらせないように注意してくださいね。
【口呼吸を治すひょっとこ顔】
ドライマウスの原因となる口呼吸。
口の周りの筋肉を鍛えましょう。
唇をすぼめて前に思いっきり突き出してひょっとこ顔に。そのまま、唇を左右にゆっくり移動させます。同じ動作を続けているうちに口呼吸が矯正されます。
いかがでしたか?
いつでも気軽にできるので実践してみてくださいね。