歯の根の治療🦷

みなさん、こんにちは!おろしまち歯科医院の小野です。ここ1ヶ月で一気に冬になりましたね丁度いい気温の秋と春が年々短くなっている様に感じます果たしてこのまま夏と冬になってしまうのでしょうか

我が家ではもう炬燵も出し、先日ヒートテックも買い足しまして越冬の準備は万全です笑

さて今月のお話ですが、根っこの治療についてお話して行こうとおもいます。

みなさん神経を抜かなきゃいけない治療についてどうお思いですか?治療が長引いて中々終わらないそもそも何をしているの?など色々な声があるとおもいます。

そんな根っこの治療についてお話します。

🌟治療の流れ🌟

感染組織の除去

歯に大きなむし歯ができ、神経が細菌に感染したままにしていると、膿んでしまっている状態が続き、炎症が広がると、場合によっては抜かなければならない場合もあります。

リーマー・ファイルといった針金のような器具を用い、膿んだ神経をかき出し、歯の中で繁殖した細菌を減らしていきます!

殺菌、洗浄

神経をかき出した歯の根っこの中をお薬できれいに洗います。

消毒薬を詰め、新たな細菌が入らないよう仮の封をします。2~3回の通院でここまでを何回か行い念入りに殺菌し根っこの中を無菌にしていきます。

封をする

十分に殺菌ができたところで、空洞になった根っこを塞ぐためゴム状の詰め物(ガッタパーチャ)をします。ガッチリ丈夫に封鎖をし、その上に被せ物をささえる土台(支台)を作り、そこに最終的な被せ物(銀歯や白い被せ物)を被せます。

🌟よく寄せられる疑問🌟

💭治療したのにいたむ?

根っこの治療で痛みを経験する患者さんはとても多いです。我慢できないほどの痛みから、ちょっとした違和感まで含めると、6~7割の患者さんに何らかの症状が出ることが分かっています。実は珍しいことではなく、治療がうまくいっていてもおきる症状になります。痛みが出たらまずは様子を見てみましょう

💭 治療途中の歯

根っこの治療後に食事をする時は、治療した側で噛まないようにしましょう内部を掃除中の歯には本格的な補強がされていないので、噛む力で割れてしまうことがあるのです💦また、噛んだ刺激で痛みを伴いトラブルの原因になることもしばしばです><💦

💭治療のスパン

根っこの治療は、1週間に1回程度短スパンで集中的に!が理想ですが、皆様お仕事や学校用事などでなかなか難しいとおもいます。治療期間は長く空いたとしても34週間以内にしましょう。この治療では、掃除をした根っこに細菌が入らないようにシャットアウトする封の役割が非常に重要なのですが、その間は仮の蓋なので間隔が長くなってしまうと、隙間からそれまでの治療が無駄になってしまうことも

より良く治療して行けるよう御協力よろしくお願いします🙆‍♀️

いかがでしたでしょうか一重に根っこの治療と言えど色々な過程を経て完治を目指しています!見えないところの治療で不安や疑問など多いと思いますのでわからないところがありましたらお気軽にお声掛け下さい❕🐱