歯周病のリスクファクターについて

みなさん、こんにちは!歯科助手の南野です。

暑い日が続きますが、水分補給や、休息大事にお過ごしください🍀暑いだけでなく、湿気も多く大変ですよね😰

今回は、歯周病のリスクファクターに関してです!

歯周病の原因はプラーク(歯垢)ですが、最近では、糖尿病などの全身の病気や、喫煙などの嗜好や生活習慣が歯周病をひきおこしたり、悪化させる原因(リスクファクター)になっていることがわかってきています。

歯周病も生活習慣病の1つとして、認知されているのです。 歯周病を予防・改善していくためには、口腔清掃はもちろん、ライフスタイルを見直して生活習慣病を予防し、全身の健康状態を整えていくことが重要です。

歯周病のリスクファクターとその関係についてご紹介します。

歯周病のリスクファクター

・糖尿病が歯周病にあたえる影響

血糖値が高い状態が続くと、白血球の機能が低下して細菌に抵抗できなくなるため、歯周病が悪化しやすい状態になります。

・喫煙が歯周病なあたえる影響

喫煙は血管を収縮させて、歯肉の血行不良をひきおこします。そのため、見かけの歯肉の炎症は少ないのですが、歯周病細菌に対する抵抗力を低下させて、歯周病を重症化させます。

ニコチンは歯周治療によって生じた傷口の治りを悪くします。

・ストレスが歯周病にあたえる影響

精神的ストレスにより中枢神経が影響を受け、生活習慣(ブラッシング、喫煙、食生活など)を変化させ、歯周病を悪化させることがあります。

・薬の長期服用が歯周病にあたえる影響

長期服用で歯肉の増殖をひきおこす薬があります。

抗てんかん薬(フェニトイン)

    免疫抑制剤(シクロスポリンA)

    降圧剤(ニフェジピン)など

常用者すべてが歯肉増殖をひきおこすわけではありません。また、増殖の程度は個人差が大きいです。

・性ホルモンの不調和が歯周病にあたえる影響

思春期や妊娠時、更年期など、性ホルモンのバランスが崩れる時期に、歯肉の炎症を引き起こしたり、悪化させることがあります。

・遺伝が歯周病にあたえる影響

遺伝的に細菌に対する抵抗力が強い人と弱い人がいます。重症の歯周病もかかっている方の家系では、とくに歯周病予防の注意が必要です。

・食習慣が歯周病にあたえる影響

砂糖摂取の過多、咀嚼の不足は、歯周病の原因であるプラーク(歯垢)を増殖させたりつきやすくします。

不規則な食事、栄養の偏りは全身の健康に悪影響を与えます。

正しいブラッシングだけでなく、生活習慣の見直しも必要ですね。

私も今からでも生活習慣に気をつけていこうと思います。夏野菜を取り入れつつ自炊能力高めたいです!

もし、気になることなどありましたら、お気軽にご相談ください!