みなさんこんにちは、おろしまち歯科医院歯科衛生士の小野です❕︎
今年は梅雨が長引きましたが最近はもうすっかり夏真っ盛りですね🎐.*
今年からはコロナ禍からお祭りが再開されたり、フェスやイベント事が戻ってきているので夏を満喫出来そうですね。
さて今月は、みなさんご存知むし歯について詳しく話して行こうと思います。
さて、みなさんむし歯と聞いて「え〜!?知ってるよ!!」
と思うかもしれません。ですが本質を理解しているでしょうか😈🦷❔
表面上ではなくさらに深い事を知る事での日々のちょっとした習慣や行動が予防に繋がります。
少し専門的な内容になりますが簡単な言葉でお話していこうと思います!
1、むし歯の条件
さて、むし歯はどのような条件でなっていくのでしょうか?
むし歯は、
歯を溶かす菌の本体である『細菌』
お口の環境である『宿主(歯の強度、唾液の量など)』
菌の栄養である『食事(糖)』
そしてそれら3つが揃っている『時間』
の条件の重なり具合によって進行して行きます。
そもそもむし歯とは細菌(ミュータンス菌など)が糖を分解して出す酸によって歯の成分が溶けだしてしまう事を言います。
定期検診などある程度早い段階で危険に気づいて日々の歯磨きや食事を見直せば進行を食い止める事も可能です。
2、歯の成分が溶けだす…?
むし歯は穴が空いてしまっては、治療が必要ですがむし歯の1歩手前(歯科ではCOといいます)その事前のサインとしてある程度歯の成分(カルシウムやリンなど)が溶けだすと歯の表面が白く濁ってきますこれを『脱灰』といいます。
3、むし歯は治るの…?
唾液の中にはカルシウムやリンが含まれていて、溶けてしまった歯の内側に入り込み、元に戻す働きがあります。これを『再石灰化』と呼びます。この元に戻す働きを促進してくるのがみなさんご存知のフッ素の効果のひとつになります。
ですから一度脱灰した歯は穴があく手前の危険サインの状態であれば食事の仕方や摂るもの、歯みがきでお口の中の環境を根気よく保つことで修復する事が可能なんですね🦷🤍
ちょっと時間がある時によーく自分のお口の中を観察してみるといいですね👀
御来院の際に気になったら気軽に聞いてください!
このしくみの他に食生活と食事のとり方もとっても重要になってきます全てお話するととんでもない文章量になってしまうのでまた今度の機会に書いて行こうと思います😿笑
少しでも皆さんの疑問のお力添えや日々のお口のお手入れのモチベーションになれば幸いです🤍🦷