皆さんこんにちは🫧
おろしまち歯科医院 歯科衛生士の松山です。
おろしまち歯科医院に配属されて早くも5ヶ月が経とうとしております。時間の流れは本当に早いものです。毎日たくさんの患者様の口腔ケアに携わっておりますが、歯ぎしりや食いしばりを無意識にされていて歯が少し削れている、歯ぐきが下がり始めている…といった方がけっこういらっしゃるような気がします🤔
そこで今回は歯ぎしりや食いしばりに効果的な“ナイトガード“について書かせていただきます!
ナイトガードとは歯の型取りして製作するマウスピースで、就寝時に装着すると歯や顎に加わる力を緩和することができるものです。
まずメリット、デメリットについて何点か挙げたいと思います。
ナイトガードのメリット
・寝ている間の歯ぎしり、食いしばりによって歯が削れることを防ぐことができる。
→歯ぎしり、食いしばりをしていても歯自体を削れずにナイトガードが削れるだけで済みます。
・歯ぎしり、食いしばりの力を弱めることができる。
→ ナイトガードを装着すると、ナイトガードの厚みの分だけ噛み合わせが高くなるので、歯ぎしり・食いしばりの力を弱めることができると言われています。
ナイトガードのデメリット
・使い始めは違和感があり、顎の痛みや口が乾きやすくなる場合がある。
→ ナイトガードは寝るときにつけるので、違和感により眠りづらいという方もいらっしゃいます。
普段とは違う位置で歯ぎしり・食いしばりをすることになるため、朝目覚めたときに顎の痛みやダルさを感じたり、口を若干開けて寝る形になっるため、口の渇きを感じたりする方もいます。
個人差はありますが1〜2週間と使用していく間に違和感が少なく感じられる方が多いです。
次に歯ぎしりや食いしばりをすることで起きる症状について何点か説明いたします!
・自分で自分の歯を削ってしまう
→ エナメル質が欠けてしまい、エナメル質で覆われている象牙質や神経がむき出しになってしまうこともあります。これにより知覚過敏やむし歯のリスクが高まる場合があります。
・歯周病の悪化
→ 歯ぎしりで揺さぶられると歯槽骨が失われるスピードが早くなり、歯が倒れる・動くなど症状が悪化しやすくなってしまいます。
・歯が折れる、被せ物・詰め物が壊れる
→ 強い力が加わってレジンやセラミックが割れてしまうことがあります。また、ご自身の歯も徐々に傷み、折れて抜歯が必要となることもあります。
・顎関節症
→ 顎関節に圧力がかかり顎関節症を発症することがあります。顎関節症とは開閉時に痛みや音がしたり、口が開きにくくなったりします。
いかがでしたでしょうか?
日常的に歯ぎしりや食いしばりでお悩みの方は、まず1度ナイトガードを作ってみることをおすすめいたします!
治療やケアでいらした際に、お声掛けください!
さて、もう時期梅雨の季節がやってきますね!
私は悪天候だと気分が憂鬱になりがちで、ストレスも普段より増えてしまいます😩そんな梅雨の時期を乗り越えるために、形から入るタイプの私は機能性抜群のレインコートとレインブーツを購入しました!✨ この2つをたくさん活躍させて、雨でも気分を上げていく予定です!☔️