歯が抜けたままは危険?

こんにちわ!はじめまして事務局の白根です。

 

一気に寒くなりましたね。

うちの猫さんたちが早くこたつをだせと訴えてきています。

まだ早い!!って言い聞かせてます😜

 

さて、今回は

『抜いた歯の放置はNG』というお話です。

 

虫歯や歯周病、事故などによって抜歯せざるを得ない状況があります。

歯を抜いた後・・・

『痛くないしこのままでいっか。』

『食事に問題ないし、不便じゃないからこのままでいいかな・・・。』

『見えるところじゃないしいいかな。』

 

・・・なんて思いませんか?

私ももし抜歯することになったら、前歯じゃなければそのままでいいかなって思っていました。

歯医者さんで働くようになってはじめて歯を抜いたまま放置がダメ!!ということを知りました。

では、なぜ放置していてはいけないのでしょうか。

 

〇抜けた歯を放置するリスク

①歯並びや嚙み合わせが悪くなる

すべての歯はバランスを保って生えています。

歯が抜けた空白部分をそのままにしておくと歯はその空白をうめようとします。

そのため、抜けた歯の両隣の歯が抜けた側に傾いたり、

抜けた歯と嚙み合っていた歯が支えを失い、歯がのびてしまいます。

また、歯並びが悪くなることにより、歯磨きがうまくできず、歯周病や虫歯にもつながります。

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②ほかの歯も悪くなる

歯を失うと噛める歯で噛むため、特定の歯に負担がかかります。

その状態が長く続くことにより、歯がダメージを受け、歯の寿命を縮めることにつながります。

 

③胃腸に負担がかかる

食べ物をよくかみ砕かずにのみこむため、内臓に負担がかかり、消化吸収も悪くなります。

歯のことなのに内臓にまで影響がでるなんて驚きですよね・・・。

 

④顎関節症の危険性

嚙み合わせが悪くなることにより、あごの関節に負担がかかり、口が開けずらくなったり

顎関節症を引き起こす可能性があります。

 

⑤見た目への影響

前歯を失った場合はもちろんですが、見えないところの歯を失っても見た目に影響する場合があります。

失った歯の反対側ばかりで噛んでいると、使われない側の顔にだけたるみやほうれい線ができることがあります。

 

〇歯を失った時の治療法

歯を抜いたまま放置すると様々な危険が潜んでいることがわかります😢

では、歯を抜いた後はどうすればよいのでしょうか(・・?

歯を失った後の治療法は3つあります。

 

①インプラント

歯を失ってしまった場所に人口の歯の根っこをうめこみ、その上にかぶせ物をします。

≪メリット≫

・元の歯と同じくらいの力で噛めるようになる。

・周りの健康な歯を削る必要がない。

・見た目がきれい

 

≪デメリット≫

・保険適用外のため、治療費が高い。

・手術が必要になる。

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②ブリッジ

歯が1~2本なくなった時に、両隣の歯を支えとして人工の歯を橋のように架けるものをブリッジといいます。

≪メリット≫

・保険適用のものもあり、費用が抑えられる。

・固定式の歯がはいるため、動かない。

・治療期間が短い。

 

≪デメリット≫

・支えとなる隣の歯を削る必要がある。

・食べかすが詰まりやすく、お掃除にテクニックが必要。

 

③義歯(入れ歯)

複数の歯〜全ての歯を失ってしまった場合、取り外し式の義歯を作成します。

≪メリット≫

・健康な歯を削る必要がない。

・取り外し可能なため、細かい清掃や修理ができる。

・保険適用のものもあるため、費用が抑えられる。

 

≪デメリット≫

・違和感をおぼえやすい。

・調整する必要がある。

・ばねが見えることがあり、見た目がよくない。

 

どんな治療にもメリット、デメリットがあります。

歯を失ってしまった場合は、一緒に治療法を考えましょう☺

 

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