歯磨き粉について

みなさんこんにちは🌞

仙台市若林区おろしまち歯科医院歯科衛生士の茂木です😀気温差が激しい5月ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?5月もあっという間に過ぎようとしています。6月は一年の中で唯一祝日がない月ですよね☔️😵

今回は歯磨き粉についてです!

普段何気なく使用している歯磨き粉🪥

薬局でなんとなく買ったものを使用してる、このフレーバーが好きだから、なるべく無添加なものを使いたい、CMを観てなど、人それぞれ理由はあると思います。

歯磨き粉には成分や形状などいろいろと種類があり、どれを選んだらいいかわからないという方もいらっしゃるのではないかなと思います。

 

まずは歯磨き粉の形状です!

 

ペースト状→1番見かける機会が多いタイプ、ゲル状の物もあります。研磨剤や発泡剤が少量しか配合されていないものや、全く配合されていないものもあります。

液状→液体を口に含んでから磨いたり、歯磨き粉で洗口してから磨く。研磨剤は配合されていません。

フォーム状→歯ブラシに乗せて磨く、研磨剤は配合されてません。

液状→液体より粘性があり、歯ブラシに乗せて磨くことができます。

粉状→研磨剤の配合比が高めです。

潤製→練り状と粉製の中間のものです。

口の中での成分の広がりやすさは、液体、フォーム状、液状、ソフト状が高いと言えます。研磨剤が配合されていなかったり、研磨性が低いものを使用していると、歯に色素沈着を起こすことがあります。

歯磨き粉の有効成分について

歯磨き粉には基本成分と薬用(薬効)成分があります。基本成分には研磨剤、潤滑剤、結合剤、発泡剤、香味剤などがあります。これらの成分のみでできているものを「化粧品歯磨剤」に分類します。薬効成分とは、虫歯、歯周病、口臭などの歯科疾患を予防するための成分であり、基本成分にこれらが加えられると、「医薬部外品歯磨剤」に分類されます。日本で販売されている、歯磨き粉の90%が医薬部外品です。医薬部外品とは、医薬品と化粧品の中間的な存在であり、医薬品ほど、強力な作用はないにしても、化粧品より、薬効が期待できるものです。

基本成分

研磨剤→歯垢や着色性の沈着物を除去しやすくし、それらの再沈着を防止します。

発泡剤→歯磨き粉の成分を口の中に拡散させるとともに、歯垢などの汚れの付着力を弱め、効果的に除去できるようになります。

 

歯磨き粉にはざまざまな形状や成分が含まれていることがお分かりいただけたかなとおもいます。次回のブログは薬効成分について記載していきたいと思います!