結局、歯みがきなの❓

こんにちは。仙台市若林区おろしまち歯科医院 臼井です。

2021年最後のブログとなります。

今年も、おろしまち歯科医院にお越しいただいた方々、ブログをお読みいただいた方々など、様々にご協力いただいた方々に感謝申し上げます。

大変お世話になりました。ありがとうございます。

普段TVドラマはあまりみることがない臼井ですが、

今年は臼井の故郷である南三陸町歌津にほど近い気仙沼や、父の故郷で幼少期に頻繁に連れていってもらった登米を舞台にしたドラマにハマり、数年振りにドラマ全話を通して最後まで観て、新型コロナが収まってからと様子をみるうちに2年以上も足を運ぶことができていない故郷を思い出させてもらった一年でした😄

来年こそは、新型コロナの状況が落ち着いて、歌津から少し足を延ばして久しぶりに気仙沼や本家のある登米を訪れるができるようになることを願っております🙏

 

さて、歯科医院に通われている方、行ったことのある方は、

「歯みがきの時間、回数を増やしましょう。」

「磨き残しが見られます。」

「歯茎の状態を良くするには適切な歯磨きが必要です。」

「ムシ歯の原因であるプラークを歯みがきで除去することが大切です。」

お口の悩みを相談するたびに、もしくは一通りの治療が終了した時、あるいは定期健診に訪れた際など、歯科医院で、事あるごとに歯みがきの大切さ、必要性についてお話をされた経験があると思います。

 

歯みがきがむし歯や歯周病の予防に大切であるということはもう分かってるし、何度も言われなくても毎日磨いてるんだけど、歯医者が言いたいのは結局、歯磨きなの?

歯みがきをしっかりしましょう!しかないの?

……………はい。

もちろん、それだけではありませんが、むし歯、歯周病でお困りの方には、まず第一に、そして結局は歯みがきの重要性について、皆様に十分にご理解いただけるような説明やブラッシング指導を歯科衛生士やカウンセラーと共にどのように行っていくかを常日頃より考えております。

むし歯も歯周病も原因はプラーク(歯垢)です。

そして、プラークは歯ブラシ等でこすり取る事で除去できます

つまり、歯ブラシ等でプラークを0でなくとも、一定量以下に去できていればむし歯や歯周病にはならないということです。

 

自分はもうだいぶ前から歯周病と言われているし進行を食い止めていくしかないって言われているから、今更歯みがきを頑張っても遅いよね。

 

子どもの頃に歯みがきをちゃんとしてなかったために、沢山むし歯になって頑張って歯医者に通ってむし歯の治療は全部したから、ある程度歯みがきを続けてればもう虫歯になる歯もあまりないと思う。

いえいえ、歯みがきが大切なのは予防できるからだけではありません。

歯周病の進行を食い止めたり、軽度の歯周病や歯周病一歩手前の歯肉炎の治療となるのは歯科医院での歯石取りや歯科衛生士による器具をつかったお口のお掃除ではなく、

毎日の皆さん自身が行う歯みがきなんです☝️

むし歯についても、削ったことの無い歯よりも一度治療を行った経験のある歯の方が再度むし歯になるリスクは格段に高くなるため、治療経験のある方ほどより歯みがきの重要性は高いと言えます。

2021年最後のブログとなる今回は、

何度も何度もうるさいな~と思われているかもしれないと思いつつ😅

「結局歯みがきが大切だ」という事を皆様に繰り返しお伝えさせて頂くことが我々歯科医院が皆さんのお力になるためにできる最も重要な仕事であることを少しでもご理解頂けたら嬉しいな~と思いながら、

一年を締めくくらせて頂きます。

 

おろしまち歯科医院は、2022年も皆様のお口の健康を守りたいという気持ちを込めて、皆様をお迎えいたします。

お口の事でお困りの際には、お気軽にご相談ください。

来年もよろしくお願い申し上げます。

2021年12月 おろしまち歯科医院 臼井 真言