シーラント

 

みなさん、あけましておめでとうございます!

今年もよろしくお願いします!

2022年も元気に診療を行なっていきたいと

思います!

仙台市若林区おろしまち歯科医院の

歯科衛生士の本田です!(^O^)

 

今回はシーラントについてお話しします。

シーラントとは、フッ素入りの材料で

歯の溝に流し込み、光で固めるものです。

複雑な歯の溝につけておくことで、深い溝に

むし歯ができにくいよう予防する処置になります。

 

対象になる歯は、乳歯では、上下左右一番奥の2本ずつの

溝がある歯です。永久歯も、上下左右一番奥の2本ずつの

溝がある歯です。

行うタイミングは、溝がすべてみえるくらいに生えてきた頃、

もしくは歯が生えきってすぐに

なります。健康な歯にしかシーラントをつける

ことができません。むし歯になっていたり、

詰め物をしている歯は、することができません。

生えかけて、歯ぐきが少しかぶっていても、

溝がしっかり見えていなければすることができません。

さらに、生えきったからと言って、すぐシーラント

はできません。1人でお席に座って、大きなお口を

あけなければなりません。

シーラントをつけている途中で、唾液が混じって

しまうとシーラントは固まりません。

ですので、このような条件が揃った状態で

シーラントを行います。

 

タイミングとしては、定期検診に通っていただき

ながら、一人で座って、歯磨きわフッ素ができる

ようにしておくと、シーラントもすんなり行う

ことができるお子さんが多いです。

治療や定期検診に通ったことがない場合で

突然行うことは難しいです(~_~;)

定期的に通院し、しっかり良いタイミングで

できるようにしましょう!

 

また、詰め物と同じで、つけても

取れてしまうこともあります。

歯ぎしりをしている場合や、歯ぎしりにより

溝が浅くなっている場合、シーラントをつける

際に、唾液が混じってしまった場合などは

取れやすいシーラントになってしまいます。

何度もちけ直しは可能ですが、シーラントを

つけるには、10〜30分ほど(本数やお口をしっかり

開けていられるかなどによりかかる時間が

変わります)かかり、定期検診と一緒には

できません。あらためてご予約いただき、

しっかりとした時間をとらせていただいて

います。

 

また、シーラントをつけても、むし歯にならない

わけではありません。深い溝は、シーラントで

埋めて磨きやすくなりますが、歯と歯の間や

歯の根本はむし歯になりやすいポイントなので

あらためて気をつけてみがきましょう。

 

詳しくは、当院のスタッフまで

お聞きください(^^)