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お口のケアで肺炎予防

みなさんこんにちは!

仙台市若林区のおろしまち歯科医院の歯科衛生士の松倉です。

最近、とっても寒い日が続いていますが、みなさんは風邪などひいてはいないですか?

わたしは、こたつを設置して暖をとっています。改めてコタツの素晴らしさを実感しました!

しっかりと温まって風邪を引かないよう気をつけていきましょう!

今回は、お口のケアと誤嚥性肺炎のことについてお話ししたいと思います。

まず『誤嚥性肺炎』とは、食べ物を飲み込むときの障害である、嚥下障害などにより、お口の中の細菌が気道に入り込むことで肺に炎症が起きる肺炎です。

誤嚥性肺炎を発症すると、熱・咳・痰の三兆候のみではなく、元気がなくなってしまいます。

また、再発を繰り返す傾向があります。

誤嚥性肺炎の発症には、全身的な病気が間接的に関係している場合があります。影響を与える病気は以下のものが挙げられます。

①脳血管障害・脳腫瘍・頭部外傷などの神経の障害

②筋ジストロフィー・重症筋無力症などの神経や筋肉の疾患

などがあります。

要介護高齢者の場合は、不良な口腔衛生状態によってお口の中の細菌を気が付かないうちに誤嚥してしまい発症することが多くあります。

要介護高齢者の中で口腔ケアを実施した人と実施しなかった人を比べると、口腔ケアを行った人の方が肺炎の発症率は、40%ほど減少します。

普段行なっている歯磨きや歯茎のケアにはこのような効果もあります。

では次にお口のケアによる誤嚥性肺炎の予防と、そのほかの様々な効果についてです。

誤嚥性肺炎のメカニズムを考えたときに、さまざまな口腔ケアの予防効果が期待できます。

⑴口腔と咽頭の細菌数が減少する

口腔ケアを実施した場合では、細菌の数は調査期間中、減少し続けて5ヶ月目には口腔ケアの開始前の約10分の1になりました。

⑵継続した口腔ケアによって、要介護高齢者の嚥下するまでの時間が短縮し、誤嚥の予防につながる

お口の中のケアによって食べ物を飲み込む嚥下反射を促す物質であるサブサタンスPが増加し、嚥下するまでの時間の短縮が認められました。

⑶舌や唇などのお口の機能が改善され、食事の量が増える

食べる量が増えることにより、栄養状態の改善が図られます。

高齢者の中で、潜在的に低栄養素の人が30〜40%前後いると言われています。その多くが口腔の機能に問題があることが最近の研究で示唆されています。義歯を調整することなどにより口腔機能を引き出し、栄養状態が改善することが明らかになってきました。

これからも口腔ケアを行なって、肺炎を予防していきましょう!

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