みなさんこんにちは😃仙台市若林区おろしまち歯科医院歯科衛生士の庄子です🌱
ようやく秋の匂いがしてきましたね!
こないだ金木犀の匂いがして、秋が来たな〜と感じてました☺️
秋は美味しい食べ物沢山ありますし、過ごしやすい気温ですよね!一番大好きな季節なのですごくわくわくしています😌
今回は妊娠中の歯科治療についてです🌱
“妊娠中でも受診して大丈夫ですか?” “治療を受けても大丈夫ですか?”とご質問いただきます。
もちろん大丈夫です!
ただし、お母さんもお腹の子にも、より安心して、安全に治療を受けて頂くために、大きく削ったり、歯を抜いたりする必要がある場合には、安定期の間に治療をしておく事をオススメしておきます!
場合によっては、主治医の先生に相談した上で治療して問題ないかを確認した上で治療を行います。
そのためにも、妊娠が判明したら早めに歯科医院でお口の状態を確認しておいて、安定期に入ったら速やかに治療を行える様にしておく事が大切です☝️
それを踏まえた上で、
今回は妊娠中の治療について、詳しくお話ししていきます☺️
Q1 麻酔の影響はありませんか?
歯科治療では、抜歯などの他にも、無痛的に治療を行うために局所麻酔を行います。その使用については通常の量であれば、母体・胎児ともに影響はありません。
Q2 レントゲン撮影は影響ありませんか?
病気の診断にレントゲン撮影でのX線検査がどうしても必要になる場合があります。
このような時、胎児への影響が心配になるのは当然です。しかし、歯科で一般に行われるX線撮影による被ばく線量は、1年間に受ける自然放射線の被ばく線量に比べても、比較にならないほど低いものです。
また、撮影時には、鉛入りの防護エプロンを使用しますので、胎児への影響はほとんどありません。
Q3 薬を飲んで影響ありませんか?
一般に歯科治療で投与させる薬は、“痛み止め“と“化膿止め“が主です。薬は妊娠初期に影響が出やすいことから、妊娠中の歯科の薬だけでなく、一般の薬も飲まないことにこしたことはありません。
妊婦の方にも比較的安全性が高く、安心して飲んで頂けるものがあります。妊娠中に抗生物質や鎮痛剤などの「飲み薬」が胎児に影響を及ぼすのは妊娠4~10週といわれています。この期間であっても、抗生物質の場合はフロモックスやメイアクトなどのセフェム系およびペニシリン系であれば胎児に対する安全性は高いと言われています。また鎮痛剤であればカロナールなどは安心です。
出来るだけ安全性の高いものを、必要最低限の量と期間で投与するようにしています。
Q4 妊娠中や出産直後の治療は可能ですか?
ほとんどの治療が可能です。痛みなどを我慢してストレスを溜めるよりも悪いところは早めに治療することでストレスがなくなり、かえって母体にも胎児にも良いと考えます。特に歯科治療が苦手という患者様は、治療時にうける緊張感から血圧が急激にあがったり、過呼吸を起こすことがあります。また、長時間治療イスに横になりお口を開けることもストレスになるでしょう。ストレスは妊婦にも胎児にも悪影響を及ぼします。
次回は妊娠中に起こるお口のトラブルについてお話しします😊