みなさんこんにちは♪
仙台市若林区おろしまち歯科医院の松倉です。
私はこの前秋保大滝ヘ行ってきました!天気も良く秋保大滝だけでなく、山の緑も綺麗に見えました。まだまだ暑い日が続くのでみなさんも気をつけてください!
今日は、お子さんが自分で歯磨きをすることの目的や意味をお話しします。
子どもは一歳くらいから親の真似をしてスプーンなどを自分の口に入れたりします。乳歯が生え始めるのもこの時期です。この頃から、歯ブラシを使うところを見せると子どもも真似して歯ブラシを口の中に入れることを覚えていきます。
お子さんが自分で歯磨きをすることの意味は7つあります。
①口の中の菌を取り除いて虫歯などを防ぐ
②歯ブラシを口に入れたり他人に口の中を触られたりすることで口の緊張や過敏が取り除かれる
③食べたら磨くと言った生活習慣を身につける
④手や指を使った細かな運動を学ぶ
⑤鏡に映った自分の顔・目・口の位置を覚え、ボディイメージの育成につながる
⑥歯ブラシを掴み、口に入れるという動作で手と口との協調性・体感感覚を育む
⑦歯磨きを自分で頑張れたことを褒められて自信がつく
このようにお子さんが自分で歯磨きをするといいことが沢山あります。
ですが、歯ブラシの事故にもきをつけなければいけません。
子供が立って歩き回るようになる1歳ぐらいから、行動が活発になる3歳前後の間に、転倒による歯・口の外傷事故が増えます。歯ブラシが口の中に刺さってしまい救急車で運ばれることもあります。
歯ブラシは鋭利な部分がないのであまり危険性をあまり感じませんが、歯ブラシを咥えたまま全身の体重が加われば事故につながります。事故の原因は歯磨き中に歩き回ったりしていることです。
事故を避けるために
①歯磨きので時以外は歯ブラシをお子さんに持たせない
②本人磨きをしているときは目を離さない
③歯ブラシをお子さんの手の届かないところに置く
④本人磨きをするときは椅子に座って行う
などの対策をして安全に歯磨きを行いましょう。
また歯磨きの練習として人形やぬいぐるみで遊ぶときに歯ブラシを使っては歯磨きごっこなどを行うと歯磨きが楽しくなります。
楽しくて気持ちの良い体験が気持ちの良い歯磨き習慣につながります。
歯磨きは親子をつなぐ大切なコミュニケーションツールです。なので『乳幼児だけで使うと危険である』ということを忘れずに、歯ブラシを正しく使い、歯磨きの習慣を楽しく安全に身につけていきましょう。