こんにちは。仙台市若林区おろしまち歯科医院 臼井です。
元々、おしゃべりすることがあまり得意とは言えない臼井は、日頃、皆さんとお話をしたり、説明をさせていただく上で、
どの様な言葉や表現で伝えることが一番正しく伝わるだろう?
今の説明でお分かりいただけただろうか?
と、得意ではないなりに考えながらお話をさせていただいています😅
分かりづらい時は遠慮なく何度でも聞いて頂けると助かります👍
そんな中でも、
「歯医者で言われたけど、いまいちピンと来ない、実感できないんです。」
という言葉が聞かれることが少なくないのが、
<歯ぎしり>について。
お口の診察をしたのちに、
「~さんは歯ぎしりが強い可能性があると思われますが、ご家族や周りの方に指摘されたり、起きたときに顎が重苦しいことはありませんか?」
と言われた経験のある方もいらっしゃるかと思います。
その時に、
「そうなんです。家族や友人にも寝ている時に歯ぎしりがすごいよって言われたことがあります。」
「寝ている時の事はわからないですけど、確かに起きたときに顎に力が入っていたな~と感じることはあります。」
と、ご自身でも思い当たる事があると<歯ぎしり>を指摘されたことに対して、納得もしやすいかと思います。
しかし、
「周りの人にも歯ぎしりをしてるって言われたことも無いし、帰って家族に聞いてみても寝ている時に歯ぎしりの音が聞こえたことは無いよって言われました。」
「いえ、起きたときにも顎に違和感を感じたことも無いので、私は歯ぎしりをしていないと思います。」
と言ったことのある方や、口には出さなかったけど心の中では思ったことのあるという方が、
今このブログを読んでいただいている方の中にもいらっしゃるかもしれません。
場合によっては、
「歯医者で歯ぎしりをしていると指摘されたけど、しているつもりはないから、一度他の歯医者でも見てもらったら同じように歯ぎしりをしているって言われました。」
「していても、していなくても分からないと思って適当に言っていませんか?」
「私、歯ぎしりしてますか❓」
歯ぎしりを指摘されればされるほど、歯医者に対して不信感が募ってしまうという方も、いらっしゃるでしょうか?
もしも、そのような経験があるとすれば、
歯医者さんが言っている<歯ぎしり>と、みなさんが思っている<歯ぎしり>との認識の違いがあるためかもしれません。
決して、
歯医者さんが根拠なく歯ぎしりを指摘しているわけでも、
逆に歯ぎしりをしていないと言っている方が間違っているわけでもありません。
どちらも正しい事を言っていながら、納得できなかったり、不信感を抱いていしまうきっかけになってしまうとしたら、それはとても残念な事です。
何がそのような誤解を生んでしまうのか?
次回は、その謎についてのお話です。