フッ素の働き

  1. みなさんこんにちは!

616日から系列歯科医院のパーク歯科クリニックから異動してきました歯科衛生士の松倉です。

新しい環境で戸惑うこともありますが、明るく笑顔で頑張っていこうと思います!

簡単に自己紹介をさせていただきます。

出身:青森県八戸市

趣味:散歩、サイクリング

 4月に仙台市へ来たばかりなので散歩などをしていると新しい発見が沢山あってとても面白いです!

好きな食べ物:クッキー、タルトケーキなど  の甘いものが大好きです!

今回はフッ素についてお話ししたいと思います。

フッ素とは、私たちの身近にある自然界にある元素の一つです。水や食べ物の中にも含まれています。特にお茶や海産物の中に多く含まれています。

フッ素は虫歯予防に欠かせないだけでなく、丈夫な歯や骨をつくるために大切な役割を果たしています。

フッ素の虫歯予防の3つの働き

①再石灰化の促進

 フッ素は、歯から溶け出した物質が元に戻ろうとする働きを促進します。

 

再石灰化とは、細菌が生み出した酸によっ  て溶かされた歯が唾液の働きなどによって元の健康な状態に戻ろうとする働きのことです。

 

②歯の強化

 歯を強くして、細菌が生み出す酸に溶けにくい歯にします。

③細菌の酸産生抑制

 細菌が炭水化物や甘いものに含まれる糖類を餌にして酸を生み出す働きを抑制します。

フッ素の使用方法

①フッ素配合歯磨き粉

 歯磨きのたびに使用すると、磨いている間の効果に加えて、歯磨きをした後に歯や粘膜の中に残ったフッ素が唾液に少しずつ混ざり効果を発揮します。

 虫歯予防の効果を高めるためには、長い時間口の中にフッ素が止まっていることが大切です。歯磨きの後のうがいの方法にも気をつけてみましょう。

 フッ素配合歯磨き粉の使用方法

1、歯磨き粉の量は、成人の場合1〜2cm程度にする

3〜5歳→5mm程度

6〜14歳→1cm程度

15歳〜 →1〜2cm程度

2、歯磨きの後のうがいは一回程度にする

5〜15mlの水で5秒程度行う

 

②フッ素洗口

4歳以上から洗口液でぶくぶくうがいをする方法です。

1日一回又は、1週間に一回行う方法があります。

継続して使用することで予防効果が高まります。

③フッ素塗布

 歯科医院などでフッ素を歯に直接塗る方法です。

生えたての歯は、歯の質が弱いので特に効果的です。

 

口の中は歯が溶け出してしまう可能性が常にあります。

なので毎日のケアでフッ素を取り入れ予防することが大切です!

みなさんもぜひフッ素を使って虫歯を予防しましょう!