根っこの治療って?

 

みなさんこんにちは😃

 

仙台市若林区おろしまちにある、 

おろしまち歯科医院

歯科衛生士の田中です!

    

 

今回は根っこの治療についです!

 

根っこの治療ってなんだろう🤔って

 

思う方いますよね?

 

また現在根っこの治療を行っている方は

 

どんなことしているんだろ?

 

何回根っこ治療するんだろ?って

 

思っている方もいらっしゃいますよね!?

 

 

 

そんな方に根っこの治療について詳しく

 

お話ししていきたいと思います♪

 

 

 

 

 

根っ子の治療が必要な場合は、

大きく分けて2つあります。

 

 

 

1.虫歯が神経まで進行しているとき

 

神経まで虫歯が進行してしまうと、

神経を残すことはできなくなり、

神経を取り除く処置が必要です。

 

【症状】

ズキズキ痛い

冷たいもの・温かいものがしみる

噛むと痛いなど

それを放置すると徐々に神経が死んでしまい

痛みがなくなります。

しかし神経が死んでしまうと

根管に細菌が侵入するため、

これも根の治療が必要となります。

 

 

2.根の先に病巣があるとき

症状

【急性症状】

ズキズキ痛い

 

【慢性症状】

噛むと違和感がある

噛むと痛みがある

自覚症状なし

 

 

 

一度根の治療をした後に、

根の先に病巣(膿)ができてしまった状態です。

根の治療を終える時は根管が

きれいになった状態で根管にお薬を詰めます。

しかし根管を完全な無菌状態にすることは不可能で、

治療が終わってから数年、

あるいは数十年経過すると、

その細菌が原因で根の先に

病巣を作ってしまうことがあります。

この病巣を治すために再度

根の治療が必要になります。

この場合、病巣の大きさによって治療の予後が

大きく左右されます。

そして、大きくなるとそれだけ周囲の骨は

溶けていき、隣の歯に影響してくることもあります。

しかし、大半は症状がなく、

噛むと違和感があるといった程度なので、

定期的にレントゲンでチェックすることが大切です。

また、病巣があるからといって

必ず治療が必要というわけではなく、

縮小傾向にあるものや

小さいまま大きくなっていかないものなどは

そのまま経過をみることもあります。

 

 

 

根の治療の流れ

大別すると「神経が生きている場合」

「一度根の治療をして神経がない場合」

治療法は分けられます。

 

  【神経が生きている場合】

0.治療1回目開始

根の治療の開始  

 

1.治療前の状態

麻酔をして治療を開始 

 

2.歯の神経を明示

虫歯を取り除きます

3.神経の除去

細い針金の様な器具(リーマー)で神経を除去

4.神経をすべて除去

歯の根元の神経をすべて取り除きます 

5.薬剤で洗浄

専用の薬剤で綺麗に洗浄します。 

6.汚れた歯質を除去

汚れた歯質を取り除きます。

7.再び薬剤で洗浄

再度薬剤で洗います。

8.蓋をして1回目終了

治療箇所に仮封します。 

 

9.治療2回目開始

治療の2回目の開始です。

 

10.蓋を外す

蓋をした治療箇所を開けます。

 

11.根の状態をチェック

状態が良ければ次のステップへ。

状態が悪ければ58の治療を繰り返します。

 

12.根の治療は終了

固定式の薬剤(ガッタパーチャー)を

入れてレントゲン写真で確認後、

根の治療が全部終了。

 

 

 

 

 

しかし!ここで治療は終了ではありません!

 

根の治療は11までで終了ですが、

この状態では歯の頭がないため噛めません。

しっかりと噛ませるために、

「歯の土台を作る」、

「被せ物を作る」というプロセスが始まります。

 

13.土台をつくる

歯の頭の部分が大きくなくなってしまった状態で、

被せ物をしようとすると支えがないので、

すぐに取れてしまいます。

歯に土台を作るのは、

この支えを作るためと

歯の強さを補強するために作ります。

神経を取った歯は、

栄養がいかなくなるため歯自体の強度が

弱くなります。

それを補強するために土台を作ります。

土台のことを「コア」といいます。

 

14.被せ物をする

神経を失った歯は

被せ物で歯を守る必要があります。

また土台(コア)などは直接歯に

触れるものにもなるため、 

その材質も歯の予後に大きく関わってきます。

 

1213は型取りをして次の治療日に装着となるので、

治療回数は併せて34回必要となります。 

なので神経を取らなければいけない場合、

スムーズにいっても1本の歯で

最低6回ほどの治療回数になります。

歯ももろくなり治療回数もかかるので、

神経を取らないで済むうちに

虫歯の治療をすることをお勧めします!

ですので、定期的にクリーニングに通いましょう!!

 

 

 

 

 

 

分からないことがあれば

気軽にスタッフまで聞いてください♪