歯垢について

 

こんにちは、おろしまち歯科医院、歯科衛生士の本田です(^-^)

最近、暑くなってきましたね!もう梅雨の時期に入ります。蒸し暑いので体調を崩しやすいです。しっかり水分をとって、過ごしましょう!

 

さて今回は、歯垢についてお話しします。

歯垢は、むし歯予防や、歯周病予防をする上で理解していないといけないものです|( ̄3 ̄)|

歯垢はプラークともいいます。

これは何が正体なのかと言いますと…

“菌”です!!歯垢は、菌のかたまりなのです。

歯の汚れとも言われることが多いのですが、食べカスとは違い、お口の中にいる菌がかたまったものなのです。

約1mgの歯垢は、約1億個以上の菌の数でできています。とんでもない数ですよね!

歯垢ができる手順は

①歯の表面に菌が付着します。

②細菌がたくさん集合して、細菌の巣を作り始めます。

③その他のいろいろな細菌が取り込まれていき、どんどん成熟していきます。

④成熟してしまい、簡単には取れにくくなってしまいます。

こうなると、歯ブラシでは取り切れず、歯科医院で歯科衛生士が使用する、超音波振動機や機械的歯面清掃(機械のブラシを使用するもの)で、専門的に破壊しなければいけません。

歯垢がどのくらいででき上がるかというと、食後から約半日で歯垢はできてしまいます。さらにどのくらいで歯垢が成熟するかといいますと、3〜5日だそうです。そして、2週間〜1ヶ月で歯石へと変化していきます。

つまり、毎日取り除かないとどんどん成熟し、歯ブラシで取れなくなり、蓄積していくことになります。そうなると、むし歯の原因、歯周病の原因になるので、お口の中の健康が危ない状態です。

これらを取り除く方法が、歯磨きです。みなさん、歯ブラシを使って毎日歯磨きをしていると思うのですが、糸ようじもしくは歯間ブラシは使用していますか?

みなさんにお聞きすると、糸ようじか歯間ブラシの使用頻度は「たまに〜」という方がとても多いです!たまに、、という言葉は、1ヶ月に1回でしょうか?1週間に1回でしょうか?2日に1回でしょうか?はたまた、気になったときだけ、、、やってないです!と答えにくいのでそう答えたのでしょうか?

歯ブラシで、歯の表面は毎日磨くのに、歯と歯の間は、磨かないなんて勿体ないですよo(^o^)o

歯垢は歯と歯の間にこそよく溜まっているものなんです!!歯ブラシでは取りきれない場所ですよ!

糸ようじや歯間ブラシも毎日行ってみてください(^^)