みなさんこんにちは😃
仙台市若林区おろしまちにある、
おろしまち歯科医院
歯科衛生士の田中です!
今回は赤ちゃんの歯の磨き方についてです!
「はじめての歯みがき」は「歯が生えたら」
赤ちゃんに歯みがきを始める時期は、
下の前歯が生えてくる生後6ヵ月くらいが目安です。
その前から、少しずつ歯みがきに
慣れてもらうように準備をしておくといいでしょう。
赤ちゃんにとって、歯みがきは
上からのぞきこむ姿勢や、
普段触られることに慣れていない口の周りを
触れられたり、歯ブラシが口の中に入り込む
慣れない体験です。
いきなり歯みがきをすると、
びっくりして口を開けてくれない
場面もありますから、
歯みがきの姿勢や口の周りを触れること、
口に歯ブラシが入ってくる感触にも
少しずつ慣れてもらいましょう。
「はじめての歯みがき」は慣れることが目標
まだ歯が1~2本くらいしか生えていない時期は、
だ液が歯の汚れを自然と洗い流してくれるので、
むし歯になりにくい口内環境です。
ですから「毎回しっかりと歯をみがかなきゃ!」と
神経質になりすぎなくても大丈夫。
まずは赤ちゃんが歯みがきに
慣れてもらうことを目標にしましょう。
ただし1歳を過ぎると、
前歯や奥歯が生えそろってきて、
「歯と歯の間」や「奥歯のみぞ」に
汚れが残りやすくなります。
しっかりみがいてあげましょう。
同じ生活のリズムで歯みがきをすることで赤ちゃんも安心
赤ちゃんが歯みがきに慣れるためには、
なるべく同じ時間帯に、
同じ姿勢で行うことも大切です。
たとえば「夜ご飯を食べた後に、洗面所の前で、
タオルを敷いて赤ちゃんをゴロンと寝かせてみがく」
など、毎日の歯みがきをする流れを決めて
生活リズムを作ってみてください。
赤ちゃんが歯みがきに慣れるための3ステップ
① 歯みがきの姿勢に慣れさせる🪥
ママが歯ブラシを持つ前に、
まずは赤ちゃんが歯みがきの姿勢に
慣れることを目標にしていきましょう。
赤ちゃんをゴロンと寝かして、
ママが上からのぞきこむようにします。
この姿勢は口の中がよく見えるので、
歯の汚れを取りやすく頭もふらつかないので
安全です。
ママと手遊びなどをしながら、
楽しく慣れさせていきましょう。
ちなみに、向かい合わせの姿勢は
赤ちゃんの頭がフラフラと動いて危なかったり、
口の中が見えにくく、
みがき残しがでやすいので
歯みがきにはおすすめできません。
② 口の周りに触れられることに慣れさせる👅
赤ちゃんと手遊びをしながら、
口の周りをチョンチョンと触り、
少しずつ触られることに慣れさせていきます。
③ 歯ブラシに慣れる🪥
次はいよいよ、歯ブラシを口に入れる練習です。
最初は歯にチョンチョンと歯ブラシを当てたりして、
少しずつ歯ブラシの感触に慣れさせてあげましょう。
歯みがきを楽しくするコツ🦷🪥
ママやパパが、赤ちゃんの目の前でシャカシャカと
歯みがきを見せてあげると、
まねをしたくなったり、
興味を持ってくれやすくなります。
他にも、歯みがきが終わった後に
たくさん褒めてあげる、
終わるたびにカレンダーにシールを貼っていく、
好きなキャラクターのぬいぐるみを使って
「がんばれ!」と応援してあげる、
「あと10秒だけあーんしようね!」と伝えて
カウントダウンするといった方法もあります。
是非参考にしてみてください✨
引用元 育児と乳歯の情報サイト