2次カリエスとは

こんにちは!

仙台市若林区にあるおろしまち歯科医院の星です⭐️

 

秋が去って冬らしくなってきました⛄️

今年は暖かい方ですね。

乾燥してウイルスが流行り出す季節なので感染予防をしていきたいです。

 

さて、今回は 2次カリエスについて 』です。

みなさんは今まで治療をしたことがある歯が痛んだり、詰めていたものが取れてしまった経験はありませんか?

それは、2次カリエスが原因かもしれません。

 

まず、2次カリエスとは何なのでしょうか。

2次カリエスとは、一度虫歯になり詰め物や被せ物をした歯がもう一度虫歯になってしまうことを言います。

一度虫歯の治療をしたらもう虫歯にならないんじゃないの?』と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、一度も治療をしていない歯よりも一度治療経験のある歯の方が虫歯になりやすいのです。

 

では、なぜ2次カリエスが起こるのでしょうか。

それは、詰め物や被せ物の隙間から虫歯菌が入り込むためです。どんなに綺麗に詰め物をしても歯と詰め物の境目に隙間が生じてしまったり、詰め物や被せ物を入れる際にセメントを使用しますが、そのセメントの劣化により数年経つと詰め物や被せ物の境目に隙間が生じます。こうして出来てしまった隙間から虫歯菌が入り込むのです。

また、2次カリエスになった場合は治療が必要になりますが、以前治療したときよりも多く歯を削ることもあります。そのため残っている歯がどんどん治療をするたびに少なくなり、以前は詰めていた所が被せ物になったり、最終的には歯を抜かなければいけないケースもあります。

 

では、2次カリエスにならないためにはどうすればよいのでしょうか。

1つ目は、セラミックを用いた詰め物、被せ物をすることです。

保険内の銀色の詰め物ではなく、セラミックを用いた素材ですとセラミック自体に抗菌作用があるので歯垢が付きにくいというメリットがあります。そのため清潔に保つことができ、二次的な虫歯を予防することができます。

セラミックは保険がきかない素材になっておりますが、当院でもセラミック治療を行なっておりいくつか種類があります!

 

2つ目は、定期検診に通っていただくことです。

当院でも歯科衛生士による定期検診を行なっております。虫歯予防に効果的なフッ素塗布やブラッシング指導、プラーク除去、そして自覚症状のない段階で2次カリエスを発見して早い段階で治療をすることもできます。

 

セラミックや定期検診などの予防方法をぜひご参考にしてみて下さい^ ^