歯周病と関係がある病気

 

みなさん、こんにちは( ^ω^ )

おろしまち歯科医院、歯科衛生士の

本田です!

 

少しずつ涼しくなってきましたね!

私は秋が1番好きな季節なので

涼しい秋になるのが楽しみです( ・∇・)

 

さて今回は、歯周病と関係がある病気

をお話ししたいと思います。

当院では、来院された方に菌の検査

を行なっております。菌の検査と言っても

検査するだけではなく、この菌がお口の

中にいることによって、歯周病やむし歯、

その他にどのような病気かあるかをお話し

させていただいています。なかなか現場では

お伝えきれていないことがあると思うので

お話ししていきますね〜!(^○^)

 

歯周病は近年、生活習慣病の1つとして考えられるようになりました。また、罹患している人数が多い感染症とも言われています。

歯周病は、歯周病菌の炎症による結果、歯の周りの歯ぐきや顎の骨が溶かされる病気です。

歯周病だと気付いたときには遅い、、、というように重症化し、歯がグラグラしてからではもう治療が難しい場合もあります。

そして、さらに歯周病に罹患していると悪化する可能性がある病気として、糖尿病があります。

糖尿病の方が歯周病を発症しやすい、糖尿病で歯周病にも罹患していると、血糖コントロールが悪くなると言われています。

なぜ、歯周病と糖尿病が関係があるというと、歯周病は出血や膿がでている状態で、歯周病の程度が中等度以上だと、その炎症の範囲は手のひらくらいと言われています。手のひらの大きさの出血や膿がでている状態は、身体も無視できません。歯周ポケットから出た炎症関連の化学物質は身体の中でインスリンを効きにくくするそうです。そのため、歯周病に罹りやすい、悪化しやすいということです。

そのほかには、心疾患(心筋梗塞、狭心症)、脳梗塞、関節炎、腎炎、病気ではありませんが、低体重児出産などと関わりがあります。

歯周病は今は1つの病気ではなく、たくさんの病気と関わっているのです。

そんな歯周病は、自分では気づくのは難しいです_:(´ཀ`」 ∠):軽度、中等度、重度と3段階に分けられるのですが、症状がしっかりとでてくるのは、中等度くらいでしょうか。場合によっては、中等度でも症状が感じられない方もいます。

軽度であれば、歯ぐきからの出血、歯ぐきが腫れる、赤くなる、、、という症状です。

中等度であれば、軽度の症状に加え、歯の違和感、浮く感じ、さらに口臭を感じるなどあります。

重度となれば、歯がグラグラ揺れ、軽度、中等度の症状がさらに明確に感じられるくらいです。

 

小さな変化に気づくためにも、歯科医院で定期的な検診、歯周基本治療を受けましょう(^^)