フッ素

みなさんこんにちは😃

 

 

仙台市若林区おろしまちにある、 

おろしまち歯科医院

歯科衛生士の田中です!

 

みなさんいかがお過ごしですか?

 

私はお盆休みまた実家に帰省してきました👏

新幹線🚄で帰ったのですが、

7月に新幹線で帰った時はそれなりに

人が乗ってたのに、今回は一つの車両に

5人くらいしか乗ってなくて驚きました。

いつも遠慮してシート💺を少ししか

倒せなかったのですが、堂々とシートを

倒せてとても快適に乗ることができました🤣

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回はフッ素についてです!

 

みなさん!フッ素(フッ化物)をご存知ですか?

フッ化物は自然界にある天然のもので、

私たちが日頃飲んでいる飲料水🚰

(上水道水、簡易水道水、井戸水)、お茶や

緑茶🍵、紅茶などからも摂取されています!

また、普段食べている食品、

特に海産物(海藻、小魚)などに

高濃度のフッ化物が含まれているんです!

フッ素はむし歯の予防に関するさまざまな

働きをしてくれます。

 

酸の産生を抑制

歯磨きで落としきれなかった歯垢(プラーク)が、

作るむし歯の原因菌の働きを弱めて、

歯垢(プラーク)が作る酸の量を抑えてくれます。

 

歯質の強化

歯の表面を酸にとけにくい性質に修復します。

特に乳歯や生えたての歯は軟らかいので、

フッ素が入った歯磨剤を使って、

歯質の強化に努めましょう。

 

再石灰化の促進

歯から溶け出したカルシウムやリンの

再石灰化を促進させます。

また、ごく初期のむし歯なら自然に 

再修復してくれます。 

 

*再石灰化とは?

歯の組織からミネラル(リンやカルシウム)

奪われることを脱灰といい(むし歯のなりはじめ)

その反対で、プラーク(歯垢)中に溶け出した

ミネラル(リンやカルシウム)

再び歯の組織に戻ってくることを

再石灰化といいます。

 

 

 

では、フッ化物の効果的な塗布時期はいつなのか!

フッ化物歯面塗布は、萌出直後の歯に対して

行うのが最も効果的です!

なぜなら、萌出して間もない歯は、

反応性が高く、フッ化物歯面塗布による

歯の表層へのフッ素の取り込み量が大きいからです!

また、むし歯になりやすい時期は歯が萌出してから

2〜3年の間であることから、萌出直後から

フッ化物歯面塗布を行う必要があります。

そして、何度も繰り返して塗布することによって

効果が上がると言われています!

 

実は!大人の方にもフッ素は大切なのです!

大人になると、不規則な生活や、歯科治療などにより

2次カリエス(治療した歯がまたむし歯になる)

になりやすく、むし歯リスクが高くなります。

また年齢が進むにつれ、歯周病によって

歯茎が下がってしまい、セメント質とよばれる表面が

弱い部分が露出し、むし歯になりやすくなります!

 

 

⚠️フッ素塗布後の注意事項⚠️

①口に溜まった唾液は、吐き出しましょう🤮

②フッ素塗布後30分間はうがいや飲食を避けましょう

 

 

 

当院でも、フッ素塗布を行なっていますので

フッ素に興味を持った方や、気になる方は

お気軽にお声掛けください✨