PMTCとは

 

こんにちは!おろしまち歯科医院、

歯科衛生士の本田です(*^ω^*)

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、マスクや消毒用アルコールが不足していますね。私も仙台の街中へ買い物に行った際、マスクに出会うことはありませんでした…。私は仕事に影響がでるほどの極度の花粉症なので、マスクが買えないのは非常事態です_:(´ཀ`」 ∠):もっと花粉症の症状がでるころにはマスクはせめて買えると嬉しいですね。みなさんも、基本的には風邪やインフルエンザと同じ予防法だそうなので、帰宅したら手洗いやうがい、そして普段から喉や口の中を乾かさないようにこまめな水分補給をしましょう。

 

さて、今回はPMTCについてお話しします。

PMTC…聞いたことはありますか?

Professional Mechanical Tooth Cleaning

プロフェッショナルメカニカルトゥースクリーニングの略になります。

意味は、歯科医院で専門のスタッフ(歯科衛生士)が、専門の機器を用いて、歯磨きでは落とせない歯石や、磨き残しとなっている歯垢を除去することを言います。簡単に言うと、プロによる歯のお掃除です( ・∇・)

当院で言いますと、実は定期検診の1つの内容になっています。みなさん定期検診に行ったら、歯医者さんのお姉さんが歯をキレイにしてくれる…と思っていただいていると思います。まさにそれがPMTCです。PMTCを担当できるのは歯科衛生士です。

そしてPMTCは、ただ歯をキレイにしているわけではありません。歯の表面にはバイオフィルムというヌルヌルした菌の塊が付着しています。歯ブラシでは除去できないバイオフィルムを、PMTCでは除去することができます。PMTCのあとに、歯がツルツルになるのは、このような作用があるからです。

また、ある程度少量の着色汚れは、保険診療のPMTCで除去することができます。着色汚れは、病気ではありませんので、基本的には、定期検診内のお時間で除去できないと判断された量であれば、自費診療のPMTCでしっかりとしたお時間をいただき、除去することができますので、ご要望の方はスタッフまでお申し出ください(^ ^)

 

そして、もっともむし歯予防に効果があるのは、このPMTCによりバイオフィルムを完全に除去したあと、高濃度のフッ素を塗ることです。高濃度のフッ素とは、約9000ppmのフッ素になります。これは、歯科医師もしくは歯科衛生士が歯科医院で塗布することができます。一般のご家庭では、主に歯磨き粉にフッ素が入っていますが、フッ素濃度は500〜1450ppmです。歯科医院で塗るフッ素とは、ご家庭で使う歯磨き粉の約8〜10倍の濃度になります。(歯科医師、歯科衛生士のみが扱えます)こちらは3〜6ヶ月に1回塗布しましょう。

みなさんも、3〜6ヶ月に1回は、定期検診を受診して、PMTCを受け、ツルツルな歯にして健康なお口を保ちましょう!(^^)