名探偵だらけ

こんにちは、仙台市若林区おろしまち歯科医院、衛生士の和田です。
火曜日と土曜日にするっとやってくる、眼鏡の人です。

秋と言えば色々な過ごし方がありますが、その中でも“読書の秋”は代名詞的な言葉ですよね。

私は本を読むのが好きなのですが、子供の頃は小説などの文芸作品より、図鑑や写真集のような図解本が好きでした。
小説の魅力に気付いたのは小学5年の時、巷でサスペンスものや推理ものが流行っていた影響で、ドイルの“シャーロック・ホームズ”シリーズを読んだのが切っ掛けです。
図書館に通い詰めて読んだ本もホームズなら、フリーマーケットで100円で買った本もホームズで…当時から既に、一度ハマるとのめり込む習性が備わっていたようです。(笑)

そんな名探偵にもライバルが現れます。
相手は怪盗紳士…こちらも言わずと知れたルブランの“アルセーヌ・ルパン”シリーズにハマってしまったからです。
そして次はクリスティーの“エルキュール・ポワロ”、次はポーの“オーギュスト・デュパン”、江戸川乱歩の“明智小五郎”…と、こんな調子で瞬く間に私の頭の中が名探偵だらけになった時期がありました。
「少々のめり込みすぎだよ、ワトソン君」 (という台詞はありません)

最近、またルブランの『八点鐘』を読みたいなーと思っています。
子供の頃は推理だけを楽しんでいましたが、今になって思えばレニーヌ公爵(正体はアルセーヌ・ルパン!)とオルタンス嬢の謎解きと冒険…凄くロマンティックですよね。

ちょっと初心に返って、あの頃のワクワクをまた楽しみたい和田でした。