ドライマウス(口腔乾燥症)

みなさんこんにちは!

仙台市若林区おろしまち歯科医院の柴田です。

最近暖かい日が続いていてすごしやすいですね☺︎

クローゼットの中がまだまだ冬物なので整理を早めにしたいです👔

 

 

 

今回のブログは、「ドライマウス」についてお話しさせていただきます!

ドライマウスとは、口腔乾燥症とも言われます。

唾液量が少なくなったり、唾液の質が変わることでさまざまな症状がでます。

例えば、、、

・お口が乾きやすい

・ねばつく

・口臭が気になる

などが当てはまります。

お口の中が乾燥して様々な不快症状を引き起こししてしまい、日常生活の妨げになります。

合わせて、むし歯や、歯周病、味覚障害などのさまざまなトラブルの原因につながってしまう可能性もあるんです😢

 

 

そもそも、お口を潤してくれる役割として考えてしまいがちな唾液にはさまざまな大切な働きがあります。

その働きは、

①溶解作用…味物質を溶かして味覚を促させる

②洗浄作用…食べカスを洗い流す

③潤滑作用…口の動きを滑らかにする

④抗菌作用…抗菌物質で病原菌に抵抗する

⑤保護作用…口の中を保護する

⑥PH緩衝作用…PHを一定に保つ

です。

ドライマウスはこれらの機能にとって不利になってしまいます。

 

 

しかし、ドライマウスの原因としては唾液の減少だけではなく、口呼吸や、習慣的なお口をぽかんと開ける癖などお口の水分が外気に触れることで蒸発することなども挙げられます。

また、唾液の減少の原因としては、身体的な病気(シェーグレン症候群、放射線治療後の後遺症、先天性の形成不全など)、精神的な病気による神経系の関係などが原因となってきます。

ドライマウスの原因はその方によってさまざまあるので、お悩みの方は一度歯医者さんを受診してみることがおすすめです🙋‍♀️

 

 

また、唾液の分泌を促すマッサージや、お口を潤してくれる湿潤剤というのもあります。

お口の中には、だ液腺と呼ばれるだ液の出やすいツボが3つがあります。(耳下腺、顎下腺、舌下腺)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だ液の分泌を促すために、だ液腺を刺激することを、だ液腺マッサージと言います。

だ液腺マッサージの方法は

1、耳下腺

耳の前(上の奥歯あたり)付近にある耳下腺は、親指以外の指を数本当て、前に向かって指全体でやさしく10回ほどなでる。

2、顎下腺

顎下腺は下顎の骨の内側のやわらかい部分にあります。ここに親指を当て、耳の下から顎の下まで、3~4か所に分け、順に押していきます。押す回数の目安は、各ポイントをゆっくり5回くらいずつです。

3、舌下腺

舌下腺は下顎のとがった部分の内側のくぼみにあります。ここに両手の親指をそろえて当て、10回くらい上方向にゆっくり押し上げる。喉のどを押さないように気をつけましょう🙂

体操中にじわーっと唾出てくる感じがあると思います。

お口が乾きやすい方はぜひやってみてください☘️

 

 

お口の乾きは、ストレス、食欲不振、不安感に繋がってしまいます。

より良く日常生活を楽しんで生活していくためにお気軽にご相談ください🌼