ドライマウスについて

みなさんこんにちは😃仙台市若林区おろしまち歯科医院の庄子です🌷

このあいだお花見に行きました🌸仙台でのお花見は 初めてだったので新鮮でした✨地元函館ではGWあたりに毎年桜が綺麗に咲く頃で、花見をしながらの外で食べるジンギスカンは最高です😭
さて、今回はドライマウス(口腔乾燥症)についてです。
・口の乾きが3カ月以上毎日続いている。
・乾いた食べ物を飲み込むときに、しばしば水を飲む。
・水をよく飲む。
・夜間に起きて水を飲む。
・乾いた食品がかみにくい。
・口の中がネバネバする。
・口の中が粘って話しにくい。
・口臭がする。
・義歯で口の中が傷つきやすい。
みなさんはいくつ当てはまりました??
当てはまるほどドライマウスの可能性が高くなります。
ドライマウスとは、、
緊張や興奮による一時的なお口の渇きは、誰もが経験することです。しかし、水を飲むなどすればおさまる一時的な渇きと違い、常にお口の渇きを感じる状態が3ヵ月以上続くのがドライマウスです。口臭や口の中のうずくような痛み、ただれ・ひび割れ、出血などの症状をともなうことがあります。
ドライマウスの要因はいくつかあります。
💧やわらかい食品の多い食生活
食べ物をよく噛み、あごや舌の筋肉を動かすと唾液が出やすくなります。しかし、やわらかい食品が多く、食べごたえのある食品を食べなくなった近頃の食生活では、あごや舌の筋肉が衰えてしまいがちなため唾液の分泌量が少なくなり、口の中が乾きやすくなります。
💧精神的な緊張やストレスの多い日常生活
リラックスしているときは唾液が出やすく、逆に精神的に緊張したときやストレスがあるときは唾液が出にくくなります。緊張やストレスが解消されたり弱まったりすれば唾液の量も正常に戻りますが、緊張やストレスの多い状態が続くと、口の渇きが慢性化することがあります。
💧アルコールの飲みすぎ
アルコールを飲むと、アルコールを尿や汗と一緒に排出しようとする利尿作用が働き、体内は脱水状態になります。そのため、アルコールの飲みすぎが続くと、体内の水分バランスが崩れ、唾液の分泌が減少し、ドライマウスを引き起こすことがあります。
💧加齢による筋力の低下
加齢によって口の周りの筋肉が衰えてくると、唾液が出にくくなり、ドライマウスを引き起こすことがあります。また、全身の筋肉が衰え姿勢が悪くなり猫背であごが前に出ると、自然に鼻呼吸ではなく口呼吸になり、常に口を開けた状態になるため、ドライマウスになりやすくなります。
💧薬の副作用
さまざまな薬の副作用でドライマウスが起きることがあります。花粉症の治療に使われる抗ヒスタミン薬、痛みを抑える鎮痛薬、抗うつ薬や向精神薬、降圧薬や利尿薬など、原因となる薬の種類は複数とあります。薬の添付文書に記載されている副作用で「口渇」とあるのが、これにあたります。高齢者にドライマウスが多くみられるのは、服用している薬が多く、その副作用が原因と考えられます。
💧ドライマウスの原因となる主な疾患
ドライマウスを引き起こす主な疾患には、糖を含んだ尿が大量に排出され脱水状態になりやすい糖尿病、体がマヒ状態になることがある脳卒中、体を守る免疫の異常によって起こるシェーグレン症候群があります。また、ホルモンの異常やバランスの崩れによって起こる更年期障害の症状の一つにも挙げられます
ドライマウスに伴いさまざな疾患もあります。
⭐️予防としては、、、
日常的に予防をするためには、
まずは規則正しい生活をする✨
そして、 十分な睡眠、適度な運動、ストレスの除去、適切な食生活(バランスのとれた食事、唾液の分泌を刺激する食品、噛む回数)などです。
また、唾液の分泌を促すためには、口の周りの筋肉を活発に動かすことが大切です!!舌の下側と下あごをくっつけている部分を伸ばすようにして、舌打ちするなどの運動で口の周りの筋力を鍛えましょう。また、舌のつけ根の真下のあごの部分、あごのエラから3センチほど内側、耳たぶの下などを指で押して行う、唾液腺のマッサージがとても効果的です✨
義歯が合わなくなった場合も我慢はせずに、診てもらいましょう。しっかりと噛むことが出来ないと唾液も十分に分泌がされません。
わからないことがあればなんでも相談してください😊