親知らずについて🦷

みなさんこんにちは!

仙台市若林区おろしまち歯科医院の柴田です。

おろしまち会館の工事も終わり、おろしまち歯科医院の窓からは外の葉っぱの紅葉が綺麗に見えています🍁

 

裏のおろしまち神社のもみじの紅葉もすごく綺麗に見頃を迎えているので歯医者終わり、お時間あればぜひ見てみてください🤗

 

 

今回のブログは『親知らず』について書いていきます!

親知らずは、20歳頃に生えてくる歯で永久歯の中では一番最後に生えてくる歯です。

 

 

15歳くらいまでに上下で7番目の歯まで全て生えていれば28本歯が生え揃います。

8番目の歯、親知らずが生えてくると全部で数は32本になります。

しかし、いつまでも親知らずが生えないという人も中にはいます!

そういった時は親知らずが生えるスペースがなくて顎の骨の中に埋まったままになってしまっていたり、もともと親知らずが作られていない場合があります。

そういった状態はレントゲン写真を撮ることで確認できます。

親知らずは多くの場合抜くことをオススメすることがあります。

 

なぜなら親知らずが生えてきたためにいくつかのトラブルが起こることがあるからです。

考えられるトラブルとして

➀痛みがでる

痛みが出てきた時は、上下の親知らずで歯茎を挟み込んでしまっている場合があります。

また、炎症が起きてしまっている場合もあります。

また、歯自体は見えていないのに不快感がある場合もレントゲンを撮ることをオススメします。親知らずが見つかる場合があります。

 

➁強く噛んだりすると痛い

親知らずは半分歯茎の中に埋まっていたり、斜めに傾いていたりして真っ直ぐに生えてこないことが多いです。

そういった状態だと、食べ残しがたまりやすいうえ、歯磨きもしずらいです。

そのせいで歯茎が炎症を起こしやすい状態になっていることがよくあります。

歯茎の腫れがひどい時は一度歯医者さんを受診することをオススメします。

 

 

➂噛み合わせが気になる

親知らずと向かい側の一つ手前の歯がぶつかることがあります。このようにズレた状態で噛み合わせると、顎がガクガクしたり、歯がすり減ってしまう原因になります。

上の親知らずは抜いたけど、今度は下の親知らずが生えてきた!というような時に起こりやすいです。

 

➃虫歯になる

昔の人は顎がよく発達していたので殆どの人が親知らずが生えていましたが、食生活や生活形態などが変わり、現代では親知らずが生えるスペースが退化してきています。

そのため、生えてこない人もいれば、気づいていない人もいるので、歯の質自体も他の歯よりも弱くなってしまいます。

その上、一番奥でお手入れもしにくく虫歯になる確率が高い歯です😢

 

 

➄歯並びが変わった

親知らずが生えてから歯並びが変わったような気がするということがあります。

それは親知らずが原因になっている場合もあります。親知らずが生えてくる時に後ろから手前の歯を押しているからです。

 

 

このように親知らずがあることで様々な影響が出る場合があります。

しかし、抜くか抜かないかは親知らずの影響でなんらかの支障が出るか出ないかによります。

また、親知らずだけの問題ではなくて、その前になる歯に対する影響度や歯並び全体を考えてから決める必要があります。

なにか気になることがあればいつでもご相談ください😊