前歯が噛み合わない

みなさんこんにちは!青葉会事務局の庄子です!仙台市若林区おろしまち歯科医院をいつもご利用いただきありがとうございます!

みなさん歯並びの問題で「出っ歯」や「受け口」などは聞いたことがあると思います。では「開咬」というのは聞いたことありませんか?(かいこうと読みます)の他に「オープンバイト」と言います。これも出っ歯や受け口のように不正咬合の一種なんですよ!

 

 

 

 

 

 

この図のように噛んだ時に前歯が噛み合わない状態です。

噛んだり話したりするときや、体の健康上色々なデメリットがあると言われています。

 

開咬による問題

噛んだ時に奥歯しかあたらないので、奥歯にとてもダメージがかかってしまうのです。その結果、虫歯になりやすい・詰め物が取れやすくなる・歯に力がかかるのでヒビが入りやすい・歯周病の進行を早める・しみる・・・など沢山の問題がおきてしまいます。

また、食事をする時には前歯で噛み切ることが出来ないので舌を使って噛み切るようになります。

口が閉じにくい・・や見た目で気になることもあるでしょう。

活舌も悪くなります。サ行・タ行・ラ行は発音が難しくなります。

先ほども書いたように虫歯・歯周病にもなりやすいのです。なぜなら口が開いているので口の中が乾いて虫歯菌や歯周病菌が増えやすくなってしまうからです。そうすると、口臭の原因にもなりますね。

食事の時に口を閉めて食事が出来ないので、「くちゃくちゃ」と音が出てしまいやすく周りの人に不快感を与えてしまいます。

奥歯しか使わないことによって噛み合わせのバランスが悪くなり、口が開けずらい・顎が痛い・顎関節症になりやすい・・など顎のトラブルも起きてしまいます。

開咬で食べ物をよく噛めないとお腹に負担がかかってしまい他の病気を引き起こす原因になります。

 

開咬の原因

原因はなんでしょうか?

遺伝・・骨格はある程度遺伝するものなので、開咬も親から遺伝することがあります。

後天的な原因・・指しゃぶりや舌の癖や頬杖をついていたりすると骨格が変形してしまうことがありますので、もしお子さんでこのような癖をお持ちでしたら注意しましょう。また、おしゃぶりも長く続けていると開咬の原因になります。口呼吸も筋肉のバランスが崩れてしまい、開咬を招いてしまう原因になります。

 

治療方法

開咬を直すには矯正治療が必要になるでしょう。ただ、舌の癖などがある場合はその癖を直すトレーニングから始めます。せっかく矯正治療をしても、悪い癖がまだ続いていれば直したものがまた元に戻ってしまう可能性があるからです。

開咬でお悩みの方はご相談下さい!