歯を抜いた後はどうなるのか?

みなさんこんにちは!青葉会事務局の庄子です!仙台市若林区おろしまち歯科医院をいつもご利用いただきありがとうございます!

 

みなさん虫歯や歯周病で歯を抜くことなってしまい、抜いた後に「これで歯が痛むことはない!安心だ!」と思い歯医者に行くのを辞めてしまったりしていませんか?カウンセリングをしていると、「前の歯医者さんで抜いてそのままにしてました」と言う患者さん・・結構多いです!!

もちろん歯を抜いた後にそのままにする事もあります。でも歯の健康だけではなく体全体や今後の生活を守る為にも、抜いた歯の代わりになる歯を入れないといけません!!

なぜなら、抜いたままにしておくと次のような問題が起きるからです。

・歯が動く(抜いたところにスペースがあると、歯はそのスペースを補おうとして倒れてきたり、噛み    合う歯がないと歯が伸びてきたりします)

・噛む力が弱まる(奥歯が1本なくなると噛む力は弱まります。上手く噛み切れなくなくてそのまま食べ物を飲み込んでしまえば胃に負担がかかります)

・汚れがたまる(歯が1本なくなると上手く噛めないので汚れが残ってしまい虫歯や歯周病になります。なぜなら歯は噛むことで擦れて汚れをおとしていくような働きもあるからです。)

・顔が歪む(歯を抜くと上手く噛めないので抜いた歯じゃないほばかりで噛むようになります。そうすると噛まない方は顔の筋肉が衰えるので顔が歪んでくるのです。)

など問題は沢山おきてしまいます。

 

では抜いた歯を補う治療はどのようなものがあるのでしょう?

 

①ブリッジ

これは抜いた歯の両隣の歯を小さく削って被せ物をし歯を入れる方法です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

隣の歯を小さく削り型をとります。

神経をとったりする必要もあります。(元々抜いた歯の隣が大きい虫歯だったり、ブリッジのために小さく削ったら痛みが出た時など)そのときは金属の土台(自費の材料を使う場合はファイバーの土台)をたてることもあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

型をとってから約1週間で出来上がるので合わせてつけていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

金属アレルギーの心配があったり、歯に優しいものや見た目を良く白いものがいいと希望があれば他の材料で作る事も可能です!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただしゴールドや白いセラミックは保険対象外の材料なので費用はかかります!

ブリッジまとめ

悪い所・・両隣の歯を削らないといけない

神経を取るリスクがある

完全に接着するのでお手入れをしっかりしないと虫歯や歯周病になる

良い所・・取り外ししなくていいので目立たない(入れ歯のように外れてしまうことはない)

保険を使える

入れ歯より噛む力は強い       などです

 

②入れ歯

入れ歯は抜いたところに取り外し式の歯を入れる方法です。

 

 

 

 

 

 

 

 

抜いたところを型をとって・・

 

 

 

 

 

 

このような入れ歯を作ります。完成まで約1カ月かかります。横についている留め金を両隣の歯にかけてささえます。

入れ歯まとめ

悪い所・・噛む力が弱い

取り外し式なので会話中や食事中に外れることがある

金属の留め金が目立つ(金属を使わない入れ歯もありますが保険適用外になります)

完成まで時間がかかる

良い所・・取り外し式なので洗いやすい

他のものに比べて費用は安くできる(保険適用の場合)

隣の歯を削らなくて済む(留め金を安定させるために少し形を整える場合があります)

 

などです

 

③インプラント

インプラントは歯を抜いたところの顎の骨に人工の根っこを埋め込む方法です。見た目・機能的に天然の歯に近く満足度は高いと思います。しかし保険適用外なので費用は他のものに比べて1番かかります。治療期間も3カ月~1年くらいはかかります。

 

 

 

 

 

 

 

 

出典:(株)コムネット

 

 

インプラントまとめ

悪い所・・費用がかかる

治療期間が長い

良い所・・見た目がキレイ

噛む力は天然の歯と同じくらい出せる

隣の歯を削らなくて済む

 

このように治療の方法は1つだけではありません!何が自分にとって1番合っているかよく考え先生やスタッフに相談してください(*^_^*)