みなさんこんにちは!青葉会事務局の庄子です!仙台市若林区おろしまち歯科医院 をいつもご利用いただきありがとうございます!
世の中のお母さんやお父さんたちは自分の子供を「虫歯にしたくない!」と思っている方がほとんどでしょう。よくカウンセリングで「私が虫歯で苦労したから子供には虫歯になってほしくないんです。何かいい方法はありませんか?」と相談されることもあります。そうですよね!かわいいお子さんが虫歯になってしまい注射されたり歯を削られて泣いている所を想像したらかわいそうです!!
虫歯にならにようにするにはまず生活習慣が大事になります。お子さんにハミガキの大切さは伝えていますか?仕上げ磨きはしていますか?おやつの与え方は間違っていませんか?心当たりがあるかたは改善してみましょう。
虫歯予防に関して歯医者さんで出来ることはフッ素塗布とシーラントという予防の処置です!
今日はシーラントについて詳しく説明していきます。
シーラントとは?
シーラントは奥歯の噛む面の溝にプラスチックを埋め込んで虫歯を予防する処置です!ハブラシが届きにくい歯の複雑で細い溝は虫歯になりやすので(特に生えたての永久歯は溝が深いので注意していても虫歯になりやすいです)シーラントで予防することをおすすめします。前歯の裏や乳歯にシーラントをして予防することもあります!予防効果も高いですし、保険で処置をすることが可能です!!
シーラントの処置の方法
①歯面清掃→シーラントは削らずに溝を埋めていきますので汚れているとくっかないでしっかり清掃します。
②防湿→シーラントは水分(唾液)があるとくっつかないので水分が入ってこないようにラバーダムやロールワッテなどを使って防湿します。これをしっかりできないと、せっかくシーラントをつけてもすぐに取れてしまう可能性がありますので、処置を希望されても出来ない可能性があります。そのときは、歯医者さんの練習からがんばりましょう!
③エッチング→歯の表面を酸を使って粗造にします。お薬を塗ってシーラントがくっつきやすいように歯のツルツルした表面をザラザラにする処置です。
④シーラント充填→エッチングした溝にシーラントを流します。
⑤光照射→シーラントは光を当てると固まる性質があります。
⑥処置完了→シーラントが溝にしっかり入ったか?かみあわせは?の確認
シーラントの注意事項
・シーラントは取れてしまうことがあります。定期的に歯科医院で確認してもらい、取れていたときは付 け直しをしましょう。
・シーラントは歯の溝からできる虫歯予防なので、歯と歯と間の虫歯などは防ぐことができません。シーラントをしたからといって安心せず、ハブラシやフロスを使って自分で出来る予防はしっかり行いましょう。
・虫歯になっている歯には基本的にはシーラントは出来ません。先生に相談しましょう!!