必要なのは手間とセンス

 こんにちは、仙台市若林区おろしまち歯科医院、衛生士の和田です。
火曜日と土曜日にずいっとやってくる、眼鏡の人です。

皆さんは先日の2連休をいかがお過ごしでしたか?
私は3ヶ月振りに地元・岩手に行ってみました。

3月末に訪ねた時は津波の被害がそのまま残り、正直「何がどうなっているんだ…?」と状況が飲み込めませんんでした。
今回は瓦礫の撤去が少しずつ進んできたため、気仙沼から海沿いを通って岩手に入りましたが…陸前高田を通った時には、涙をこらえるのが精一杯で言葉が出なかったです。
テレビなどでよく報じられた“1本松”は、皆の手厚い保護のおかげで塩害にも負けずしっかり立っていて、かつてそこに美しい7万本の松林があったことを思い起こさせてくれました。

峠をひとつ越えると大船渡ですが、相変わらず私の伯父伯母たちは元気で、相変わらず物凄くせっかちです。(笑)
その中で1人だけ母の2番目の姉にあたる伯母だけはゆったりと読書をするのが趣味で、家族のように身近なのに憧れでもある存在です。
高台で無事だったその伯母夫妻の家に、1泊させて頂きました。
8b29bd7c.jpg伯母の読書机。
de987974.jpg障子の破れも、昔ながらの方法とセンスで修復。
ba0654d5.jpg本物の柿のヘタと着物のはぎれを縫い合せて、可愛い置物。

うーん、やっぱり素敵です。
私もいつかはこんな素敵な奥さまに…なれそうもないですね…。(笑)