ドライマウス②(原因と対策)

みなさん、こんにちは!

仙台市若林区おろしまち歯科医院の

平野です!😊

東北地方も梅雨が明けて

連日暑い日が続いていますね!💦

各地で猛暑、最高気温がに達するところも

早くも出ていますね!😣

みなさん、熱中症には

厳重に警戒してください!✨

前回に引き続き、

ドライマウスについてのお話を

していきたいと思います!

今回は原因と対策についてです!

【原因】

ドライマウスの原因は

さまざまです。

生活習慣によるもの、

薬や病気によるもの、

身体的変化によるもの、など

いくつかの原因をご紹介します。

▶口呼吸

口呼吸を習慣にしていると

口の中が乾きやすくなります。

▶飲酒・喫煙・カフェイン

お酒を飲んだ次の日に

口が乾くという経験がある人は多いのでは?

飲酒や喫煙の習慣も

唾液分泌量を減らす一因です。

▶薬の副作用

一部の風邪薬・抗ヒスタミン剤、

血圧降下剤、抗うつ剤などは、

副作用として口が乾くものがあります。

花粉症の薬の中にも、

唾液が出にくくなり口が乾く

原因となるものがあります。

▶病気

唾液腺の病気や

シューグレン症候群が原因の

場合があります。

糖尿病や腎臓病を患った場合には、

症状のひとつとして

ドライマウスになることがあります。

▶加齢

加齢による唾液分泌機能の

低下により口が乾く場合があります

▶筋力の低下

唾液は嚙むという刺激が

脳に伝わることで分泌されるため、

嚙む筋肉が衰えると

唾液が出にくくなります。

▶ストレス

普段は口の乾きを感じることがなくても、

緊張すると口の乾きを覚えます。

精神的なストレスも

ドライマウスの原因になります。

【対策】

▶マスクなどで夜間の乾燥を防ぐ

就寝時にマスクを使います。

応急的な処置ですが、

徐々に口呼吸から鼻呼吸に

変えることによってドライマウスが

改善します。

▶カフェイン、アルコール、

ニコチンの摂取を減らす

カフェインやアルコール、

ニコチンは利尿作用があり、

体の脱水状態になり、

ドライマウスを引き起こします。

取りすぎには注意が必要です。

▶水分を多く取る

成人の人間は1日2〜2.5Lの

水分補給が必要です。

ダイエットなどで水分や食物の制限を

行うとドライマウスになることがあります。

適度な栄養を摂ることが重要です。

▶よく噛むようにする

よく噛むことで唾液腺が刺激され

ドライマウスが改善します。

特に入れ歯や噛む部分が少ない方は

唾液が少なくなり、ドライマウスに

なりやすいです。

習慣的にガムなどを

噛むのもおすすめです!

▶唾液腺マッサージ

積極的に唾液腺を

マッサージすることによって

ドライマウスを改善します。

大きな唾液腺が耳の前側、

顎の内側にあるので、

そこをマッサージすることによって、

唾液腺が刺激され、唾液が多く出ます。

▶薬の変更や量を減らす

薬の副作用によってドライマウスが

引き起こされている場合は、

薬の変更や量を減らすことによって

改善します。ただし、薬が必要な場合も

多く、主治医とよく相談する

必要があります。

ドライマウスは、

口臭がきつくなったり、

重症化すると味覚にも

異常をきたしたりするおそれがある症状で、

日常生活に支障が出ることもあります。

侮ってはいけません!

気になる症状が御座いましたら

ご相談下さい😊