乳歯の生え方〜Mカの場合〜⑦おしゃべりの兆し

こんにちは。仙台市若林区おろしまち歯科医院 臼井です。

1歳2ヶ月になった臼井家の末っ子<Mカ>の乳歯の生え方レポートです。

前回、いよいよ自分の足で立ち上がり、2足歩行へと進化した<Mカ>。

1ヶ月経った今では、どこへでも立ってスタスタと歩き回るようになり、自由に歩き回れることが楽しく、嬉しそうな表情でドヤ顔をしてくれます。

歯の数は増えていませんが、それぞれの乳歯がだいぶ生えてきました。

まだ言葉はしゃべりませんが、こちらが言っていることはだいぶ理解しているようで、言われた通りに行動してくれたり、自分の意思もハッキリと声と態度で示すようになりました。

あっという間に<ひまわりちゃん>の時期を過ぎて、<イクラちゃん>へと成長してきた段階です☝️

「喃語(なんご)」という言葉を聞いた事はありますか?

赤ちゃんが話す「ばぶー」や「だー」などですが、これらもお口の成長に伴って発する事の出来る音が増えてきた証拠です。

「喃語」の前には、もっとシンプルに簡単な音だけで快不快を表現するような「アー」「ウー」といった「クーイング」をしていたお子さんも、骨格や筋肉、器官の発達と共に、口から発することの出来る音が増えてきたということです。

言葉を発するためには、口を開けたり、すぼめたり、舌を動かしたり、空気を吸ったり、吐いたり、実は様々な動きを組み合わせて行う必要がありますが、

「クーイング」や「喃語」の段階で、まずは声を出す事をトレーニングしているんですね。

1歳2ヶ月を迎えた<Mカ>は、とにかく、それぞれにおしゃべりが止まらないお兄ちゃん、お姉ちゃんズに毎日話しかけられたり、周りで話している声を聞き続けている成果もあり、

自分も負けじと一生懸命声を使って自分の思いを訴えるようになりました。

今は「喃語」からいよいよ意味のある言葉が聞こえるようになってきました。

水が飲みたい時には「ずー」、

今はお父さんじゃなく「ママ」、

写真を撮ろうとカメラやスマホを向けると自分で「ハイ、チージュ」とはっきりと言いながら決めポーズをするようにも。

いずれにしても、やはり周りから言われている言葉や、周りから聞こえてくる言葉が出てきやすいように感じます。

お口の発達は将来的に発音や歯並びにも影響するため、今の時期からたくさん喋ろうとする事は、お口周りの筋肉を動かすトレーニングにもなるのでとてもいい事です。

先にもお伝えしましたが、まだ自分で言葉は話せなくとも、耳で聞いた言葉を理解する事はできているので、周りをおしゃべり好きに囲まれている<Mカ>は、これから話せる単語も一気に増えていくのかもしれません。

そして、また1人臼井家におしゃべり好きが増える事にも😓

次回にはおそらく乳歯がもう一本増えてくると予想しているので、またお伝えしたいと思います☝️