みなさん、こんにちは!
おろしまち歯科医院、歯科衛生士の育村です?
今年のGWは、中部・関西の方に旅行に行きました〜✈️★
予定をぎゅうぎゅうに詰め込み、3日間歩き倒して、普段の運動不足を感じたGWでした??
そんな連休も終わり、5月病にかかっている方もいらっしゃるかもしれませんね☔️
最近は、曇りや雨の日もあり、空も憂鬱そうですが、今月も張り切っていきましょう✊?
みなさんは、『歯を強くするものは?』と聞かれ、何を思い浮かべますか?
きっと、よく耳にする「フッ素」を思い浮かべる人は、少なくはないのではないかと思います?
市場に出回っている歯磨き剤を見ると、ほとんどのものに「フッ素配合」の文字があったり、当院でも定期検診の際に、お子さんの歯を守るために、機械的な清掃後に「フッ素塗布」を行っています✨また、海外では虫歯予防のために、フッ素入りの水道水「水道水フロリデーション」を行っている国もあります??
そんな歯を強くしてくれる「フッ素」ですが、一部の意見では「フッ素は危険だ」という声もあります?
なので、フッ素により引き起こる可能性があるものの例として、いくつかお話しします?
ただ、これはフッ素に限ったことではなく、病気を治すお薬と同様に、用法や容量を正しく守って使用すれば問題ありません✍️
——————————————————————————
- 歯のフッ素症●
フッ素化合物、歯磨き粉の飲み込みなどによるフッ化物の“過剰摂取”により、歯に褐色の斑点や染みができる症状のことで、歯の表面の白いエナメル質に、白い点や小さな穴のようなものが生じますより進行すると、茶色く色づきます。
歯のフッ素症は、大体6ヶ月から5歳くらいまでの歯の発生期での過剰摂取により生じ、完全に生えた歯ではなく、その後生えてくる永久歯に発生することが多いものです。フッ素を活用した場合に、お口の中に残るフッ素の量は、歯科医院でのフッ素塗布などの高濃度のフッ素を使用した場合でも 1~1.5mgとされているようで、摂取から12時間ほどで体外に排出されるため、いずれにしても、毎日飲み込むわけではないですし、慢性中毒の心配はないに等しいでしょう。
- 急性フッ素中毒●
フッ素を一度に大量に摂取した時に発生することがあるもので、たとえばお子さんが誤って、歯磨き粉を“大量に”飲み込んでしまった時などに、吐き気・腹痛・下痢などを引き起こすことがあります。体重1kgに対して、フッ素5mgの摂取で起こりうるものです。ですので、歯磨きチューブを1本食べてしまったり、洗口液を何100mlも一気に大量に飲まない限りは、起こることはありません。
——————————————————————————
フッ素は、全世界で虫歯予防として使用されているもので、たくさんの研究の下で、効果が実証されているものです??
ネットで調べてみると、たくさんの面白い論文が出てくると思いますので、さまざま読んでみて、自分に合った虫歯予防を行なっていきましょう?