こんにちは。仙台市若林区おろしまち歯科医院 臼井です。
今月で生後8ヶ月を迎えた臼井家の末っ子Mカですが、いよいよ乳歯が生え始めました。
(2024年9月撮影)
ちなみに、歯が生える前の状態のお口の中はこの様な感じでした。
(2025年4月13日撮影)
見えてきたのは、右下の前歯(A)。
乳歯は、前歯からA B C D E とアルファベットで表します。
生えてくる順番は、A→B→D→C→E。A Bの次は、一本開いて前から4本目のDが先に生えてきます。
下から生え始めますが、その後は上の前歯が追いかけるように生えてきます。
生え方、生え始める時期、生える順番には個人差もありますが、おおよそこのような流れで生えてくることが多いです。
そうこうしている内に、1週間経つとMカの口の中では、右下に続いて左下Aも生えてきました。
(2025年4月21日撮影)
最近では、お粥やすり潰した野菜や魚の離乳食に加えて、赤ちゃん用せんべいが大好きでよく食べる様になりました。
市販の常温でも食べられるパックされた離乳食も様々な味がありますが、どの具材でも味でもぺろっと食べてくれるので、食事の心配なく臼井と二人きりでのお散歩も行けるように。
乳歯が生え始めたら気になるのが、
「歯磨きはいつから始めたらいいの❓」
ということだと思います。
乳歯が生えてきたら歯を磨きたくなりますが、先ほどの<Mカ>の写真の様な状態で、大人と同じように歯ブラシを当てると歯肉を傷つけてしまって痛がります。一生懸命になり過ぎて痛い歯磨きを続けると、赤ちゃんにとって歯磨きは痛いこと、ツラいことになってしまって、嫌いになってしまうかもしれません。
この時期には、少しずつ歯磨きを口に入れることを習慣にすることを目標にしましょう👍
具体的には、赤ちゃん用の安全な歯ブラシなどを持たせてあげて、毎日口に入れてガジガジ噛んで遊んでくれればOKです。
実際に歯の汚れを落とすのは、歯ブラシではなく濡らしたガーゼなどで優しく歯の表面を拭ってあげる程度にとどめましょう。
赤ちゃん用の歯ブラシの中には、乳歯が生える前から使える歯ブラシの様な形の歯固めの様なものもあるので、生後6ヶ月頃からそれを使って歯ブラシを口に入れる習慣を作っておくことも有効です。
<Mカ>もそろそろ歯ブラシ習慣を作っていくトレーニングを始めようと思っています。
その様子や今後の乳歯の生え方についても、本シリーズでお伝えしていきますので、順番に追って頂くと、乳歯の生え方や乳幼児の虫歯予防のポイントなどもお分かりいただけると思います。
何かご自分のお子さんのお口のことで、心配やことがある際には、お気軽に歯科医院に頼ってくださいね☝️