なぜできる?虫歯の成り立ち

皆さんこんにちは!

おろしまち歯科医院歯科衛生士の寺岡です。

最近グッと気温が下がることが多く、服装を考えるのが大変だと感じています😖🍃気づいたらもう1年が経ってしまうという事実に戸惑っています。1年ってあっという間に過ぎ去ってしまうんですね。

突然ですがら皆さんはどんな冬の過ごし方が好きですか?私は祖父母の家のコタツに入りながらみかん🍊を食べている時がとても好きです。そんな冬はなかなかストーブの前やコタツから動きたくないものです。冬に洗面台に行き、床が冷たい中歯みがきを行うのは億劫な方が多いと思います🥶ただ、食べ物や甘い物を食べた後に歯を磨かないと虫歯になってしまうリスクが上がってしまいます。

今回は、そもそもどうして人の歯は虫歯になるのかお話していきます。

なぜ虫歯になってしまうのか。下のイラストをご覧下さい。虫歯はこの細菌、糖分、酸、歯の質(抵抗力)に晒される時間が組み合わさることにより引き起こされます。

 ご飯を食べたり、おやつを食べるとお口の中が酸性になり歯の表面の成分であるカルシウムとリンが溶かされます。このことを脱灰と言います。普通は40分位時間が経つとお口の中の酸性が弱まり中性、アルカリ性に戻って来ます。酸性が弱まると、溶けていたカルシウムや、リンが戻ってきます。このことを再石灰化と言います。

しかし、間食が多かったり、ダラダラ食べていると、酸に晒されている時間が長くなり歯の脱灰が続きます。再石灰化化して中性やアルカリ性に戻る時間がないため虫歯が進行してしまいます。

そうならない為には、日々正しい方法で歯磨きを行うこと、カルシウムをとり強い歯にすること、甘いものはなるべく避けることが重要になってきます。

歯ブラシで特に気をつけて頂きたいところが3箇所あります。噛み合わせの面、歯と歯茎の境目、歯と歯が接しているところです。噛み合わせの部分は溝が深いところがあり、磨くのが難しいです。歯と歯茎の境目は磨けてないことが多いです。歯と歯茎の境目には歯ブラシを45°傾けて当てる必要があります。歯と歯が接しているところは、歯ブラシで汚れを落とすことが難しく、デンタルフロスを使用することが大事になります。

小さい初期の虫歯は痛みもないため発見するのが難しいです。定期的に歯科医院を受診することによりリスクを最小限に抑えていきましょう。正しい歯みがきの方法についてもお教えします!なにかご質問等あれば気軽にスタッフにお声がけ下さい!

それでは皆さん体調に気をつけながら良い冬⛄️を過ごしましょう!