タバコと健康について①

皆さんこんにちは!
仙台市若林区おろしまち歯科医院、歯科助手の横山です☺️

ハロウィンが終わったと思えばもうクリスマス✨🎄……を迎える前にもうお正月の広告まで見かけるようになりましたね!
毎年この年末イベント達のスピード感には驚きを感じてしまいます😅
でもそんな今年最後のイベントなど大切に楽しみたいものですね♪

さて、最近はすっかり冷え込んでまいりました…!
そんな中で私の友人は、この寒い空気の中だとタバコが美味しい〜と言っていました。
そのように、タバコは生活の中のひとつの楽しみになっている方も多くいらっしゃるかとは存じます。
しかしながら、世間一般で言われますように、タバコは皆さんの健康を考えればおすすめできるものではありません…😣
今回はそんなタバコの基本的な危険性から、タバコとお口の健康についてご説明いたします🚬⚠️

 

【タバコによる危険性】
◆口腔ガン
胃や肺と同じように、口の中(舌や頬)にもガンは発生します。
その発生原因としましては、喫煙、強アルコール性飲料、不潔な口腔環境、合っていない入れ歯などが関係しています。
毎日タバコを吸っている人は、吸わない人に比べ2.57倍も口腔ガンにかかりやすくなってしまいます。
その他にも、肝臓ガン、食道ガン、胃ガン、胃潰瘍、気管支喘息、気管支炎など多くの病の危険性も高くなります。

◆タバコの本数と肺ガン
1日9本まで、もしくは平均5本しか吸わなくとも、死亡率は2.2倍になってしまいます。

◆若年者とタバコ
若年者の身体には、成長途中の細胞が多いため、タバコを吸い始める年齢が若いほどガンになりやすく、死亡率が高くなります。
また、未成年でタバコを吸い始めると、ヘビースモーカーにもなりやすくなってしまいます。

【タバコとお口の健康】
◆タバコを吸うと、歯が抜ける?
平均的な喫煙者は、タバコを吸わない人と比べて、3倍も歯周病にかかりやすく、また、2倍も多く歯が抜けているという報告があります。

◆タバコはなぜ悪い?
・ニコチンの血管収縮作用
・歯を支えている骨をとかす
・歯肉の線維化
・白血球の機能の抑制
・歯肉の修復機能に対する悪影響
タバコを吸わない人の歯肉はピンク色でやわらかいものですが、タバコを吸う人の歯肉は少し黒みがかってしまいます。さらにニコチンにより血管が収縮されて血がかよわなくなり、歯肉がスジ張ってかたくなってしまうのです。

 

すでにずらりと並ぶ危険性達ですが、次回はさらなる危険性と改善のための方法についてご説明いたします…❗️