みなさんこんにちは!
おろしまち歯科医院の歯科衛生士の平野です🍨
今年も残り1ヶ月・・!
毎年恒例の来年のカレンダーを
受付前にて配布しております。
今息子がすみっこぐらしにハマってるので
渡したら大喜びでした!😊
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今回は「口唇閉鎖不全症」について
お話しようと思います!
日常的に口が開きっぱなしになっている状態、
お口がぽかん)と開いている状態、を
口唇閉鎖不全症といいます。
最近メディアにも取り上げられている
「お口ぽかん」。
口呼吸は口を開けて行われますよね?
「お口ぽかん」の状態が必ずしも
口呼吸を行なっているとは限らないのですが、
視覚的にも気づきやすいので
口呼吸の判断材料にもなります。
また現在は口呼吸ではなくても
口呼吸の予備軍と考えられています。
遊んでいるとき、
テレビを観ているとき、
何かに夢中になっているとき常に
「お口がぽかん」と開いてしまう方は
少なくないように感じます。
お子さんでしたら親御さんは
「もー、みっともないよー。
また口開いてるよー」と
声がけするかもしれませんね。
見た目だけではなく、
「お口ぽかん」を続けると
様々な弊害があるのです💡
●小児期の習慣的な口呼吸の弊害について●
小児期の口呼吸は歯列咬合や顎顔面の
成長発育へ悪影響を及ぼすと示唆さています。
さらに口呼吸と全身疾患との関連性が
散見されるようになり、歯科の領域だけでなく
さまざまな観点からも着目されています。
なんらかの原因で鼻閉が生じると
一時的に口呼吸を行うことになりますよね。
アレルギー性鼻炎などで慢性的に
鼻閉が継続すると、長期間の口呼吸の
継続により、口呼吸が習慣化していきます。
日常的な口呼吸は慢性的な口腔乾燥を
引き起こし、唾液機能の低下から
虫歯や歯肉炎を引き起こす可能性があります。
また日常的な口唇閉鎖不全に伴う
口唇圧と舌圧の不均等により
さまざまな不正咬合(歯並びが悪くなったり、
噛み合わせが悪くなったりする)が
惹起される可能性もあります。
また最近では睡眠時無呼吸症候群や
集中力の低下といった弊害に関する報告も
あげられています!
●小児の口呼吸症候群に関する調査●
実際、日本における口呼吸症候群は
どのようになっているのでしょうか?
3〜12歳の小児の口呼吸症候群の
実態と関連項目に関して調査を行った
データによると・・
わが国における口呼吸が疑われる小児の
割合は31%でした。
約3割の小児が口呼吸症候群に
該当する可能性があります。
やはり少なくないですね。
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・・・・②へ
つづきます🚶