歯周病とタバコのお話

みなさんこんにちは!

おろしまち歯科医院、歯科衛生士の寺岡です。

最近はやっと朝と夜の温度が下がってきて行動しや

すくなってきましたね。去年は夏の暑さが9月下旬

辺りまで続き、暑さに疲れてました。😫今年は、

残暑が短いように祈るばかりです。

夏の終わりと同時に台風⛈🌪が来ますがみなさん

どう対策されていましたか?備えあれば憂いなしと

言う言葉の元、食料や防災グッズを準備しておくと

いざと言う時に安心ですね😌

さて、前置きが長くなってしまいましたが今日は、

タバコを吸うことで体にどんな影響があるのかお話

していこうと思います。😗🚬💭


みなさんタバコを吸うことで体にどんな影響がある

のかイメージしてみてください。皆さんは肺がんに

なると答える方が多いのではないでしょうか?確か

に癌のリスクを高めてしまうのも体に影響を与える

ことの1つです。

喫煙者本人の影響は

・循環器疾患-脳卒中

\虚血性心疾患

・呼吸器疾患-慢性閉塞性肺疾患

\結核

・2型糖尿病、歯周病


受動喫煙(タバコを吸わない人が、他人のタバコの

煙を吸わされることを言う)

女性の妊娠、出産への影響

・早産

・低出生体重・胎児発育遅延

喫煙していた母親の子供は、非喫煙の母親からの子

供より、身長の発達が7~9ヶ月遅れるだけでなく、

知能も遅れてると報告されています。


また、タバコは歯とも密接に関係しています。それ

は歯周病です。それでは詳しく話していきますね!

タバコを吸う人は、歯周病にかかりやすく歯周病の

治療をしても治りが悪い傾向にあります。

タバコには有害物質が200-300入っています。

その有害物質が歯茎や粘膜から吸収されます。

有害物質は血管を収縮し歯茎からの出血を減少させ

ます。血液の巡りが悪くなり酸素が行き渡らなくな

ると歯周病ポケットの中で歯周病の原因となる菌が

繁殖しやすくなります(歯周病の原因となる菌は

嫌気性菌と呼ばれ、酸素が嫌いな菌です)繁殖する

ことで歯周病が進行していきます。

一見炎症が抑えられるためいいように感じるかもし

れません。出血や腫れが抑えられてる分、歯周病に

気付きにくいため、自覚症状のないまま進行してい

きます。そしていずれは歯を支えている骨が溶けて

いき、歯が抜けてしまいます。

 

禁煙をすることで歯周病のかかりやすさは、4割も

リスクを減らすことができます。禁煙を行うことで

お口の健康を守りませんか?

ご不明点や興味がございましたら当院スタッフにお

気軽にお声掛けください。