親知らずについて

皆さんこんにちは!
仙台市若林区おろしまち歯科医院、歯科助手の横山です😊

最近は早朝と夜の時間帯が涼しげに感じる時が増えてきた気がします♪
そして秋の味覚を様々なお店で見かけるようにもなってきましたね!
毎年登場する秋の季節限定商品などを心待ちにされている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
私は個人的にとあるコンビニエンスストアのかぼちゃプリンの発売を毎秋楽しみにしております!今年も待ち遠しいです…🤤💕
毎年季節の味覚を楽しむためにも歯のケアを大切にしていきたいですね🪥✨

 

さて、今回は「親知らず」についてお話させていただきます🦷

親知らずとはどのような歯かご存知でしょうか?
人間の歯は普通、15歳くらいまでには上下28本の歯が生え揃います。その後、20歳頃に永久歯の中で一番最後に親知らずが生えてきます。
人によっては生えるスペースがなくて、顎の骨の中に埋まったままになってしまうこともあり、きちんと生えてこなかったり、生えてくる時に痛みがあったり、少し厄介な歯でもあります。
多くの場合、抜くことがベストの治療法と考えられますが、きちんと生えて上下で噛めるのなら抜かなくても良い場合もあります!親知らずを抜くか抜かないかは、親知らずが原因となって何らかの支障が出るか出ないかによります。また、親知らずだけの問題ではなくて、その前にある歯に対する影響度や、歯並び全体を考えて決めることになってくるのです。

次に、先ほどのお話の中にありました痛みをはじめとした、親知らずによって起こるトラブルをご紹介いたします🦷⚡️

①痛み
上下の親知らずで歯茎(歯肉)をはさみこんでいる場合があります。あるいは炎症を起こし始めているのかもしれません。また、歯は見えないけれど不快感がなかなか取れない時はレントゲンを撮ってもらいましょう。親知らずが発見されることがあります。

②強く噛んだ際の痛み
親知らずは半分歯茎の中に埋まっていたり、傾いたりして真っ直ぐに生えてこないことが多い歯です。
そのため、親知らずの周りの歯茎は食べ残しが溜まりやすく、炎症を起こしやすい状態になっています。歯茎の腫れがひどい時は歯医者さんで消毒してもらいましょう。

③歯茎(歯肉)の腫れ
親知らずが反対側の歯茎(歯肉)にぶつかる場合があります。

④虫歯
親知らずはもともと後から生えてくるスペアの歯でした。
アゴが退化した現代人にはまともに生える場所もなくなったので、親知らずも退化しています。そのため、生えてこない人もいれば、気がつかない人もいて、歯の質も他の歯に比べて弱くなっています。また、一番奥に生えるので手入れもしづらく、虫歯になりやすいのです。

⑤噛み合わせがおかしくなる
親知らずと向かい側のひとつ前の歯とぶつかっている場合があります。ズレた状態で噛み合わせが起こっているので、アゴがガクガクしたり、異常に歯が擦り減ったりします。
上アゴの親知らずは抜いたけれど、下アゴの親知らずが生えてきた…そんな場合に起こりやすい症状です。

⑥歯並びが悪くなる
15歳くらいまでは歯並びがよかったのに、大人になってから歯並びが悪くなることがあります。これは親知らずが原因です。親知らずが生えてくる時に、後ろから手前の歯を押してしまうのです。

 

いかがでしたか?
親知らずは抜くものと考えられている方は多くいらっしゃるかと思います。ですが人によっては、ご自身のお口に最適の処置がある場合がございますので、親知らずについてお悩みの際は一度歯科医院へ確認にいらしていただければと思います!🦷🔍