みなさんこんにちは。
仙台市若林区にあるおろしまち歯科医院の
衛生士の平野です🍨
GWはみなさんどのようにお過ごしでしたか?
私は実家に帰省したのですが、
田植えシーズンで田んぼの作業を
している人を見かけると上の子は
「すいまーーーん!!!
引っ越してきましたーーー!!🗣️」叫
と大声で言うので作業中の方を
驚かせていました笑
(トトロの最初の方にお父さんが
声をかけるシーンのマネです)
思わず笑ってしまいましたが
引っ越さないので辞めてもらいました😂笑
*
今回はオーラルフレイルの
お話の続きをしたいと思います!
前回オーラルフレイルについて
お話をさせて頂きましたが、
次はチェックテストについて
お話します!☺️
実際、普段の生活で
口の機能の衰えを確認するのは
難しいと思います😖
なのでチェックテストをいくつか
ご紹介します✨
簡単なので是非やってみて下さい☺️
まず1つに
●オーラルディアドコキネシス
というものがあります!
口唇や舌の動きを評価するテストです。
発音時に舌や口唇の動きが違う
パ、タ、カをそれぞれ10秒間ずつ、
できるだけ早く繰り返して
1秒あたりの発音回数を測定するテストです。
10秒間に発音した回数を10で割って
1秒あたりの回数を出します。
テスト中に苦しくなったら
息継ぎをしてもいいです。
一秒間に6回未満だと
オーラルフレイルの疑いがあります。
またパ、タ、カの中でどれが
一番発音しにくいかによって
どこの機能低下か知ることが出来ます。
●パは口唇の機能
●タは舌の前方動き
●カは舌の後方の動き
の機能低下を指します。
口唇の動きは咀嚼し、食べるときに重要です。
舌の動きは食べ物を飲み込む時に重要です。
次に嚥下機能のテストをご紹介します。
●反復唾液嚥下テスト(RSST)です。
座った状態で空嚥下(唾液を飲み込む)を
30秒間で何回嚥下できるか数えて下さい。
喉仏に手を当てて
しっかり飲み込めているかも確認してください。
30秒間で3回以下だとオーラルフレイルの
疑いがあります。
嚥下機能が低下すると
口の中に食物残渣が残ってしまい
誤嚥の原因になります。
また残った食物と唾液が
口腔細菌と共に肺の中に入ると
誤嚥性肺炎を引き起こす可能性もあります。
・
今回はセルフチェックについてお話しましたが
当院でもお口の機能低下の検査など
今後積極的に行っていく予定です。
もし、口腔機能に衰えを感じても
お口の周りも筋肉なので
トレーニングすることで改善することが
できます。
開口訓練で舌骨上筋を鍛えて
嚥下しやすくするトレーニングや
ガムを噛むことで咀嚼に必要な筋肉を
鍛えるトレーニング、
顔面体操で口の周りの筋肉を
ほぐしてあげることも大切です☺️
まずはチェックテストから
やってみましょう✨