位相差顕微鏡検査

皆さんこんにちは⚾️

おろしまち歯科医院 歯科衛生士の松山です。

前回は唾液検査について紹介しましたので、

今月は位相差顕微鏡検査について書かせて頂きます!

 

位相差顕微鏡とは、無色透明なものや生きたままの状態のサンプルを観察したい時に適した顕微鏡です。

歯周病を引き起こす細菌は10種類以上あります。位相差顕微鏡検査によって歯周病菌の種類や量、活発度を調べることで、口腔内にいる細菌の種類に合わせた歯周病の予防対策を考えることができます。また、細菌を映像で確認するため、問題を起こす細菌の増減をみて治療計画の進行を細かくコントロールできるのです。

加えて位相差顕微鏡検査では、患者様にご自身の口腔状態を確認してもらうことで、より予防歯科に対する意識を高めてもらうという狙いもあります!

 

次に手順についてです。

歯周ポケットに溜まっているプラーク(細菌汚れ)を採取します。

( 歯周病が進行してくると、歯と歯ぐきの境目に歯周ポケットと呼ばれる隙間ができます。健康な方は1~3mm程度ですが、歯周病になると4mm以上の深さになります)

②採取したプラークを、スライドガラスと呼ばれる透明な板に置き、カバープレートをかぶせます。

②で作成したプレパラートを、位相差顕微鏡に設置し観察します。

 

人間には常在菌がおり、口腔内にも何百種類もの細菌がいると言われています。しかし、口腔内にいる細菌全てがトラブルを起こすわけではなく、外部から侵入してきた病原菌から身体を守る働きをする細菌もいます。


細菌が存在すること自体は普通であり、悪いことではありません。しかし、良い細菌と悪い細菌のバランスが崩れてしまうと、お口のトラブルのもとになってしまいます。菌を完全に0にすることは出来ませんが、数を減らして活動をなるべく抑えることが歯周病進行予防に大変重要なのです☝️

 

当院でもこの検査を行なっております。

皆さんの歯周病予防のために、少しでもお役にてれば幸いです😌

わからない点などがあればお気軽にスタッフにお尋ね下さい!

 

さてさて話題を変えまして

WBC、ついに優勝しましたね!!👏🏻個人的にスポーツ観戦は野球が1番好きなので、WBCは侍ジャパンの選手発表の時からずっと注目をしていました。決勝戦は出勤日だったため、リアルタイム視聴はできませんでしたが、前日の準決勝は朝からテレビ画面に釘付けでした。村神様が逆転サヨナラ打を放った瞬間は思わず号泣してしまいました😭決勝戦も優勝が決まった瞬間の映像を観て涙。

侍たちからたくさんの感動を頂きました😭

 

これからプロ野球も開幕するので、

そちらも目が離せません!!😉